□. 彼女 ページ13
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それから しばらく 歩いて
気付けば 衛輔の家に着いていた。
「お、お邪魔します・・・」
「誰もいないから気 使わなくていいよ」
お行儀よく 綺麗に靴を揃えて
衛輔の後に続く。
「あ、俺の部屋上がってて。
飲み物 持っていくから。」
「うん、わかった。」
言われた通り 階段を上って
二階の 衛輔の部屋に向かった。
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ドアを開けると 綺麗に整理された部屋。
どっちが女子かわかったものじゃない。
とりあえず 床に座るのも変だから
ベッドの上に座ってみた。
なんか 衛輔の 部屋に来たのは
初めてじゃないのに
なんだか 緊張して落ち着かない。
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「・・あれ」
よく見ると ベッドの上の壁には
衛輔の バレーで着る ユニホームと
思われるものがハンガーに掛けてあった
それがあまりにも新鮮で
思わず手に取った。
衛輔は これを着て 試合とか
するんだよなあ・・・。
なんて 衛輔がバレーをしている姿を
想像すると 思わず にやけてしまう。
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「・・・ちょ、ちょっとだけ・・・!
ごめん 衛輔・・・!」
罪悪感でいっぱいながら
私は そう言うと 衛輔のユニに顔を埋めた。
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・・・あ、衛輔の匂い・・・
優しくて 落ち着く いい匂い・・・
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よくよく 考えたら 私、
衛輔の彼女のくせに、
ハグもキスも
したことないんだよなあ・・・。
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「_____ え、 A・・・?」
扉のところに呆然と立ち尽くす衛輔。
人生 詰みました。 てか、死亡フラグ。
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★☆美音☆★(プロフ) - 完結おめでとうございます。とっても素敵な作品でした。なんか,,,,,,,,,,,寂しいですねw (2015年3月30日 6時) (レス) id: 35fd7b0510 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 完結おめでとうございます!めちゃおもしろかったです!私も蝶華さんのような文章がかけるようになりたいです…! (2015年3月29日 22時) (レス) id: 3a1b85e167 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫姫@研磨愛し過ぎてヤバイ(プロフ) - 蝶華.さん» いえいえ!完結おめでとうです蝶華ちゃん!(*´ω`*) 相変わらず素晴らしい文才ですん( *´艸`) (2015年3月29日 19時) (レス) id: 4cf62c88b3 (このIDを非表示/違反報告)
キース(ノ´∀`*) - うわぁぁいろいろと間違えました!↓下の文章間違えてごめんなさい…本当に新作楽しみにしてます(* ̄∇ ̄)ノ (2015年3月29日 16時) (レス) id: f23c570f42 (このIDを非表示/違反報告)
キース(ノ´∀`*) - 完結おめでとうございますv(・∀・*)終わるのが…悲しいです……しん新作た楽しみにししてます(^-^)/ (2015年3月29日 16時) (レス) id: f23c570f42 (このIDを非表示/違反報告)
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