私の闘い方 ページ19
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消太先生は私の個性を知っているからお互い相談なんて持ちかけない。
それに、生徒側にはサポート科の支援つき。
まぁ、消太先生と一緒闘うからサポート科の作り上げた製品は一セットしか使えない。
二人とも生徒の場合は二セットまで使用可能となっている。
私と消太先生が一番最初に手に取ったのはもちろん、耳掛け型のトランシーバーだ。
一セットということは一つ、ではない。
消太先生とみんなの闘い方を見に、モニターのある部屋へ向かう。
ふと、隣を見ると消太先生は真剣に生徒たちの闘い方を見ている。
右耳には耳掛け型のトランシーバーがついている。
相澤「ん？どうした？」
私の視線に気付いた先生は不思議そうに私を見る。
うん。可愛い←
『い、いえ！』
相澤「そうか。
次だから行くか。」
『はい！！』
ドキドキドキドキ←
なんか、緊張するよー…
ふぅっと息を吐くと大きなブザーがなる。
ーーーーーーーーー
耳が…
耳がちぎれそう…
でかすぎる…
消太先生の声がまともに聞こえない。
それに高層ビルなんかがある住宅街の設定だから余計響く。
『せ、先生…』
相澤「…」
先生は声が届かないとこをわかってるからか、私の肩に軽く手を置き、建物を影を指差し、私の前を歩いていく。
ほんの少しだか静かになる。
消太先生が人差し指で地面指差す。
きっとここにいろということ。
コクッと頷き、目を閉じて雪を降らせる。
視界が曇っていないからきっとルイ先生は私たちの見える範囲にはいない。
神経を集中させてマイクとルイ先生の位置を把握するため、ぎゅっと目を瞑る。
……マイクが見つからない。
この声の聞こえ方だと家の中ではないはず。
おかしい。
……声のせいで雪がマイクに当たらないの？
………それはないか…このフィールド内だと弾かれたらわかる。
なら、どうして…
相澤「どうした」
耳元から聞こえる消太先生の声。
トランシーバーからだ。
消太先生は私から少し離れたところで私からの連絡を待ってる。
連絡がきたらすぐに行けるように。
私の雪は相手の位置を確認することができるから
だけど…障害物が多すぎるのか、マイクの位置だけ確認できない。
『…ルイ先生の場所しか確認できないんです。』
相澤「…そうか
俺はあいつだけ止めてくる。常にルイの場所は俺に教えてくれ。」
『はい！』
再び目を閉じると神経を研ぎ澄ます。
…一向にルイ先生は動かない。
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さやえんどう(プロフ) - はむえっぐさん» ヒロインちゃん可愛いですよね！私もすっごく気に入ってます！コメントありがとうございます！ (2021年9月16日 0時) (
レス) id: 78102b9f1c (このIDを非表示/違反報告)
はむえっぐ - はじめまして！！ぐいぐいいく感じ、、最高ですね＾＾スキでございます(〃ω〃) (2021年9月15日 19時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞香 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuroyum9211/
作成日時：2017年10月11日 6時
