北米神話大戦 新たな出会い ページ9
『こちらも、新しい協力者を得たいところだね』
「と、言うかドクター、アルジュナって?」
Aや、マシュの様にそこまで英雄譚や、伝説に詳しく無いので、全くピンと来ない。
「余と同じく、インドで語り継がれている英雄だ。詳しくは、マハーバーラタを読めと言いたいが、マスターの事だ読む気は無いのだろう?」
「うぐっ……………ちょっとは読もうと思います…」
見兼ねた、ドクターが簡単に紹介してくれる。
『ラーマの紹介どうり、インドで語り継がれている英雄。それが、アルジュナだ。簡単にわかりやすく言うと、理想の英雄そのものだ』
「つまり、完璧?」
と、聞き返す。
『そう。通称、授かりの英雄。彼は弓矢の名手でね、小鳥の目を撃ち抜いたという伝承もある。そして、君も会った事があるだろう、カルナの異父弟でもある』
「えっ!?兄弟なの?あの2人」
「まぁ、意外と目元そっくり…か?」
と、緑茶さんと一緒に驚く。
「と、とりあえず、そのアルジュナがどれほど強力なサーヴァントだって事は分かった…なら、対抗策必要だよね」
『そうだね…Aちゃんの所も動き始めてる。合流を急ぐべきだろう』
と、ドクター。その時だった、ヒュッと槍が飛んで来た。
カァン!と、ラーマが防ぐ。
「よし!好調だな!」
と、ドヤ顔付きで。すると、槍を見たクーとプーちゃん、クーさんの顔付きが急変する。
「おいおい、嘘だろ」
「有り得ねぇ…」
「マジかよ…」
と、それぞれ口にする。
すると、その声に応えるように、全身黒タイツのチョー綺麗な女の人が現れた。
「久しいな、我が弟子クー·フーリンよ。こちらのクー·フーリン共はまともだな」
と、うっすら微笑む。
「えっ、誰?」
「「「師匠だよ!!」」」
と、3人ハモって言う。
楽しそうに、女の人は薄く微笑んだ。
「スカサハさん…影の国の女王で門番……」
「まぁ、そんな所だ」
「で、利害が一致しているので、協力してくれると、そういう感じですか?」
「あぁ。宜しく頼むぞ、カルデアのマスターよ」
移動しながら、スカサハさんの自己紹介及び協力したいと言う申し出を聞き、承諾する。
「師匠が来るなんて…」
「何だ?嫌か?」
「嫌というか…」
「内心複雑だ」
と、クー·フーリントリオが言う。クーさんが言うには、スカサハさんは本来サーヴァントになる筈が無いらしい(不死らしい)?
まぁ、スカサハさんがいた影の国が人理焼却で燃えたのが原因らしい。
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星空部長(プロフ) - ナカユ@キーリアさん» ありがとうございます!楽しみにしてます♪ (2018年5月13日 22時) (レス) id: 78599fa8a8 (このIDを非表示/違反報告)
ナカユ@キーリア(プロフ) - 星空部長さん» コメントありがとうございます!オルタニキの所で殲滅ルートは考えていませんでしたwもしかしたら、解説コーナーでも作って大体こんな感じということを開設したいと思っていますので、その時にお答えします (2018年5月13日 22時) (レス) id: bce607513b (このIDを非表示/違反報告)
星空部長(プロフ) - オルタニキの所で夢主以外殲滅されたらどうなってたのでしょうね…更新ファイトです! (2018年4月15日 20時) (レス) id: 78599fa8a8 (このIDを非表示/違反報告)
ロール(プロフ) - ナカユ@キーリアさん» ありがとうございます!申し込みしました!承認お願いします (2018年1月26日 23時) (レス) id: ee26429b75 (このIDを非表示/違反報告)
ナカユ@キーリア(プロフ) - ロールさん» お待たせしました!フレンド枠が空いたので、フレンドになりましょう!よろしくお願いします!m(_ _)m (2018年1月26日 19時) (レス) id: d675145964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キーリア | 作成日時:2017年7月29日 15時