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神聖円卓領域 逃走 ページ39

毒の木が辺りに生い茂る。

「マスター!そんなにもたないぞ!どうするんだよ!?」

「全力で逃げるぞ!!エミヤ!撤収!!」

「了解した、マスター」

タイミングよく、バステトにゃんが到着。
驚く騎士たちをよそに、子供を抱えて乗り込む。
難民達も好機と見たのか、用意していたらしい馬に乗り込み後に続いた。

「待ちなさい!逃がすとは言ってはいない!!」

すると、モーさんが正体を隠すための鎧を、頭の部分だけ霊体化しガウェイン卿に真正面から殴り込んでいった。

「モーさん!?」

「モードレッド卿!?」

「なーんか、気に食わねぇな、おい。本来、王が守る民草をこんな感じに虐殺していいのかよ」

「王がそう望まれたのだ。私は、その命をかなえるまで」

「父上が......我らが王が、望んだだと......?お前、あの人がそんなこと望むか?民のためだけに、笑っていたようなお方だぞ?」

「王は、望まれたのだ。世界の救済のために」

「チッ、らちが明かねぇな。じゃあな、堅物ゴリラ野郎」

その声とともに、赤雷が地面にいくつも降り注いだ。
赤雷により舞い上がった、砂埃により太陽が隠れた。

「行くぜ、マスター。太陽付きのゴリラとじゃ分が悪すぎる」

と、私を乱暴に担ぎ上げバステトにゃんに乗せる。モーさんも荒々しく乗り込むと、ダ・ヴィンチちゃんがバステトにゃんを発進させた。

「待ちなさい‼聖剣よ‼」

「やっべ‼きついのが来るぞ!!」

もうだめだ。そう思った時だった。

「お手伝い致しましょう。異邦のマスターよ」

銀の一閃。それにひるんだ、ガウェイン卿は宝具の発動を止めた。
すかさず、バステトにゃんに乗り込むように指示する。
男は、一瞬ためらうと、私の手を取りバステトにゃんに乗り込んだ。

「ところで、名前は!?」

追っ手を迎撃しつつ、謎の男に問いかける。
一瞬、フードの中から見えた翠の目は戸惑いを見せながら、しかしはっきりとした声でこう告げた。

「ルキウス......私はルキウスといいます。どうぞよろしくお願いします。異邦のマスター」

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設定タグ:Fate/GrandOrder , 夢小説 , 冒険鯖ぐだ要素あり   
作品ジャンル:アニメ
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星空部長(プロフ) - ナカユ@キーリアさん» ありがとうございます!楽しみにしてます♪ (2018年5月13日 22時) (レス) id: 78599fa8a8 (このIDを非表示/違反報告)
ナカユ@キーリア(プロフ) - 星空部長さん» コメントありがとうございます!オルタニキの所で殲滅ルートは考えていませんでしたwもしかしたら、解説コーナーでも作って大体こんな感じということを開設したいと思っていますので、その時にお答えします (2018年5月13日 22時) (レス) id: bce607513b (このIDを非表示/違反報告)
星空部長(プロフ) - オルタニキの所で夢主以外殲滅されたらどうなってたのでしょうね…更新ファイトです! (2018年4月15日 20時) (レス) id: 78599fa8a8 (このIDを非表示/違反報告)
ロール(プロフ) - ナカユ@キーリアさん» ありがとうございます!申し込みしました!承認お願いします (2018年1月26日 23時) (レス) id: ee26429b75 (このIDを非表示/違反報告)
ナカユ@キーリア(プロフ) - ロールさん» お待たせしました!フレンド枠が空いたので、フレンドになりましょう!よろしくお願いします!m(_ _)m (2018年1月26日 19時) (レス) id: d675145964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キーリア | 作成日時:2017年7月29日 15時

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