北米神話大戦 破(3) ページ21
「私の笑顔が見たかったら聖杯でもください」
「聖杯でその綺麗な顔殴るぞ」
「え、勿体なく無いですか?聖杯の使い方」
「君みたいな、人類補完計画みたいな奴よりはましです」
と、2人して軽口を叩きながら笑う。
あぁ、成程。こういう事か。私が守りたいのは、
「どうやら納得した様ですね」
「ありがとう………でも、何かよく分からんが悔しい」
「おや、それはそれは」
と、肩を竦め首を横に振る。
「ほんっと君狡いよね」
「えぇ。狡さも、生きる知恵ですよ」
と、いつもの笑顔で笑う。
何か仕返し出来ないだろうか…………。
そうだ。
「よし、私の好きな笑顔をする四郎君。さっさと、今夜の野営地まで行こう」
と、手を差し出して、天草君ーーー四郎に言う。
「は?え、ちょマスター!何ですかその呼び名!?」
「アハハ!照れてるぞー!これは貴重な1面ですな!シェイクスピアに見せたら面白がるぞ!絶対!」
「彼には言わないでくださいね!?」
と、若干怒りを含んだ声が飛んでくる。
すると、ゴン!と後ろから頭をグーで叩かれた。
「何してる!マスター!さっさと寝ろ!明日は午前2時に奇襲開始だということを忘れたのか!?」
「え、エミヤ………」
「おや。マスターのその顔初めて見ましたね。シェイクスピアに言っておきましょう」
「は!?おい!!こら!四郎!!」
と、まるで意地悪な少年の顔で微笑む四郎に怒鳴る。
「何でも良いから寝ろ!天草!君も手伝って貰おう。マスター、寝ないとアボカドを君の口の中に放り込むぞ」
「鬼!鬼畜!エミヤの鬼畜!!」
と、アボカドで脅して私を抱き上げた男の頭を軽く殴る。
馬は四郎に任せそのままエミヤに肩に担がれたままテントに連れて行かれた。
決戦は明日。
私は私の
私は、あのク·ーフーリンを
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星空部長(プロフ) - ナカユ@キーリアさん» ありがとうございます!楽しみにしてます♪ (2018年5月13日 22時) (レス) id: 78599fa8a8 (このIDを非表示/違反報告)
ナカユ@キーリア(プロフ) - 星空部長さん» コメントありがとうございます!オルタニキの所で殲滅ルートは考えていませんでしたwもしかしたら、解説コーナーでも作って大体こんな感じということを開設したいと思っていますので、その時にお答えします (2018年5月13日 22時) (レス) id: bce607513b (このIDを非表示/違反報告)
星空部長(プロフ) - オルタニキの所で夢主以外殲滅されたらどうなってたのでしょうね…更新ファイトです! (2018年4月15日 20時) (レス) id: 78599fa8a8 (このIDを非表示/違反報告)
ロール(プロフ) - ナカユ@キーリアさん» ありがとうございます!申し込みしました!承認お願いします (2018年1月26日 23時) (レス) id: ee26429b75 (このIDを非表示/違反報告)
ナカユ@キーリア(プロフ) - ロールさん» お待たせしました!フレンド枠が空いたので、フレンドになりましょう!よろしくお願いします!m(_ _)m (2018年1月26日 19時) (レス) id: d675145964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キーリア | 作成日時:2017年7月29日 15時