特異点F その3 召喚 ページ9
｢よがっだ〜…………！！A……！｣
｢先輩！無事でって……………せっかくの、結構整ってる顔が台無しです…犬神家…｣
鼻水と、涙を顔中に滲ませながら先輩が犬神家のポーズでいた。
と、とりあえず、どうにかしよう。
｢立香先輩！！ご無事で……………A先輩！！｣
｢マシュ…！無事……………鎧？盾？何で？｣
何か、変身してらっしゃるのですが。
｢それは、私から説明するわ｣
｢所長！！｣
生きてた…！いやー良かった良かった！
その後、クー·フーリン(キャスター)を紹介し所長の長い説明の後カルデアと通信が繋がった。
とても、長い長い説明の最中私と先輩が理解したのは、『人理焼却』……つまり『世界滅亡』と、『AK○の人数程居たマスター候補とやらが軒並み死んだ』と、言うことだ。
流石に、図太い神経を持ってるなとか言われる立香先輩も口が開きっぱなしだった。
因みに、所長から貰ったドライフルーツの味がしない。嘘だろ？味覚、壊れた？
｢ふーん………で、その焼却された一つがここって訳か。嬢ちゃん大丈夫か？顔真っ青だぞ？｣
大丈夫じゃなかろうて。
その後、所長に言い渡された今回の作戦の主力マスターとして先輩共々任命された。
その後、キャスター…………何だか面倒臭いのでクーさんと一緒に修行(マジで殺しに来てた)したりして、敵の本拠地についた。
流石にサーヴァント２騎では心もとないという訳でマシュの盾を使ったサーヴァント召喚をした。
まさかの、英雄様達が召喚されたので驚きだ。
｢えーと…ロビンフッドにアレキサンダー……それからジークフリート…｣
｢わぁ………大物だ………｣
先輩共々絶句である。
まさかの、皐月の王とあの大王と北欧神話のドラゴンバスターである。嘘やん。
最後の召喚で、応じたのは…
｢｣
｢先輩。先輩。先輩｣
｢俺……………死んでもええわ…｣
｢先ぱーい！！｣
まさかの、諸葛孔明である。
三國無双やらで、大変お世話になったとかで先輩は諸葛孔明が大好きなのである。敬愛の意味で。
｢まぁ、良い。キャスター、諸葛孔明だ。マスター……は、どっちだ？｣
と、聞かれると先輩が私の方を指す。
いやまぁ、確かに交代交代で召喚して私の番で召喚されてしまったけれど！！
｢こちらの2人です。よろしお願いします。孔明さん｣
マシュ………君凄いね。
｢さて、戦力が…とても大幅に拡大された。大将首狙いに行くぞ｣
この特異点での、最終決戦が始まった。
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作者名：キーリア | 作成日時：2016年10月2日 21時
