友達の夢小説が突っ込みどころ満載だった、、

どうせ ページ11

コアは五条にもらった鍵で部屋にはいる
中を覗くと何も置かれていない綺麗な部屋だった




「まぁ、、流石にね、、、あー、どうしよ、、買いに行かないとな、、服とかも、、、スーツかな？」





コアは自分の制服のポケットをあさる
そこには財布が入っており、所持金は三千円と小銭が少々だった





「はぁーー、スマホ無いし、、恵まれてないなぁ、、、私」





お風呂入ろうにもシャンプーもないし体を拭くタオルもない
かなりまずい状況だとコアは深刻に考えた





「ていうか、そんなことより、何で私達が呪術廻戦のアニメにトリップしてるかだよ！！なんで！？嬉しいけどさ！！私無力！！」





トントン拍子に高専に入学？したのも可笑しいよな、、？





「これまさか、、、凛花が作った呪術廻戦の夢小説なんじゃないよね、、？ま、、まさか、、、」





コアはハハハと笑う、その笑い声は虚しく響いた




「待てよ、絶対そうだ、じゃなきゃ凛花があんな姿になるはずないじゃんか！！」





凛花が夢小説で作ったキャラクター、確かに髪の毛は白色だし、目がオッドアイだ、それにスタイルも抜群で可愛かった





「最悪、、、アイツだけじゃん得すんの、、、まぁ、、、良いや、、私は地味に過ごすことにしますよぉーーだ」





どれだけ足掻いたって、皆は私ではなく、主人公でもある凛花に目がいくもんだ





「はぁーー、考えんのやめよう、、、私は私の道をただただ歩くだけ、、それで良いんだ」





コアはベットに転がって天井をみる
ボーッとしているとコロコロ疑問が湧いてくる





「(凛花は、なんで私も巻き添えにしたんだろう、、、、)」





「(果たして私はもとの世界に帰れるのだろうか、、)」





「(明日の朝食どうしよう、、、)」





そんなことをグルグル考えていると、、コアはいつの間にか眠りについていた

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