八話 ページ8
あの夜の事が起きて以来、悠里は毎日来るようになった
傷を治したり、一緒に寝たり、書類をやったりたまにはお茶会をしたりした
そんなある日のこと、私が一人で書類をやっていたときだった
コンコンコン
「ん、誰だろ、、、はい、、なんでしょうかっ、、、！？」
そこにはコネシマがいた
「お前、、アイツの事庇っとるやろ、、」
「アイツとは誰の事でしょうか？」
私が話すと、アイツは目を丸くした
そりゃそうだ、昔は普通に仲良く話してたのに、今となっちゃまるで他人のようなしゃべり方だ
「とぼけるなや、悠里、、、あの裏切りもんを庇ってるんやろ！？」
「は？なんの証拠があってそう言えるんですか？」
「チッ、、アイツの部屋にいない、全部の部屋を確認してもいないんや、、ここしかおらんやろ！！！！」
「それだけでですか？城下町とか、中庭のどこかに隠れてるとか思わないのですか？バカですね」
あ、やばい、煽りすぎた
そう思った次の瞬間私は殴られた
「うざいねんっ！お前っ！！！何にも出来ないくせして偉そうに言うなやっ！！！！」
「何にも出来ない、、、？私の事を見てくれなくなったのによくそんなこと言えるな！！！！」
「なんやと！？」
「お前たちは何人の人を傷つけたら気がすむんだっ！？なんでお前たちは気づかない！？どうしてっ、苦しんでるやつを見ないんだよっ！！！」
「っ、、お前っ、、やっぱり匿っとるんやろ！！」
「帰れ雑魚、今私は書類をやってるんだ、、、探してる暇があるんだったら自分の書類くらいやったらどうです？」
「っ、、、、なんやとっ！！！」
【コネシマー！！会議やで！はよこいや！】
インカムにロボロの声が響いた
「ちっ、、、お前、、覚えとけよ」
コネシマは帰っていった
そして、、私もその日からターゲットになった
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黒兎(プロフ) - レートさん» ありがとうございます！ (2020年11月22日 14時) (
レス) id: d381d92008 (このIDを非表示/違反報告)
レート - 久しぶりにこういう感じの小説を読みました！！うん、泣きましたｗめっちゃ良かったです！！ (2020年11月22日 10時) (レス) id: bae34ce40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狐 | 作成日時：2020年10月18日 1時
