三十一話 ページ31
波の音が聞こえる
「ｹﾎｯ,ゴホッ、、ﾋｭｰﾋｭｰ、、、ここ、、は、、？」
目が覚めると私は砂浜に倒れていた
「あぁ、、、なんだ、、、まだ生きてるんだ、、ﾊﾊｯ,,凄いなぁ、、」
毒のせいで体の半分が機能しない
「あーあ、私の、、新しい、、生活が、、なぁ、、、、ダメになっちゃったなぁ、、、」
コアは感覚のない体を無理矢理起こす
「結局、死ぬのも独りぼっち、、か、、」
後悔はない、私はあそこにいなくても十分だ、彼らには悠莉さんがいる
「最後、、嬉しかったなぁ、、皆が、、心配して来てくれたの、、」
コアは込み上げてくる咳をすると、辺り一面赤く染まった
もう、、、そろそろ、、さよならだ
「ほんとに、、ﾋｭｰﾋｭｰ、、、本当のほんとに、、ｶﾊｯ、、さようならっ、、、、さようならっ、、、来世はっ、、今度はっ、、、ちゃんとっ、、、私のことっ、、、見てねっ、、、みん、、、、、、、な、、、、、、、、」
浜辺に一人の女が倒れていた
その顔は、、悲しいような寂しいような、
でも、、どこか幸せそうな、、そんな顔だった、、
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黒兎(プロフ) - レートさん» ありがとうございます！ (2020年11月22日 14時) (
レス) id: d381d92008 (このIDを非表示/違反報告)
レート - 久しぶりにこういう感じの小説を読みました！！うん、泣きましたｗめっちゃ良かったです！！ (2020年11月22日 10時) (レス) id: bae34ce40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狐 | 作成日時：2020年10月18日 1時
