二十七話 ページ27
「コアさーん！いますか？」
何回ドアをノックしても返事がない
「居ないのか？」
「コアって普段どこおるんやっけ？」
「えっと、、、どこやっけ？」
「、、とりあえず部屋に入ってれば来るやろ！入るで〜」
入ると皆の目に映ったのは何もない部屋にバラバラにされた写真だけだった
「こ、、れは、、？」
「どっ、どういうことや！！？」
「え、、、コア、、さん？」
悠里はコアに、インカムを繋げる
「コアさん！コアさん！今どこにいるんですか！！？聞こえてますか！？コアさん！」
何度も声をかけるが返事がない
「どこにっ、行ったんや？」
「この写真は、、、コアが、来たときにとった写真？」
「おい、、兄さんもいないぞ！」
「兄さんにも連絡つかへん！！」
「、、、、コアさんは、違う国に行ったんですよ」
エーミールが顔を俯かせる
「どういうことや！！何を知ってるんや！エミさん！」
トントンが胸倉をつかみ問う
「やめろトントン！」
「コアさんは！！もう、ここには自分は必要ないと思って行ってしまわれたんですっ！！！」
「何でっ！何で止めなかったんやっ！」
「ここにずっといて辛かったのにっ引き留められるわけないやろ！？」
「っ、、な、なんで必要ないって思ったの、、？」
「私たちのせいなんですよ、私達が、コアさんを、見なかったからっ」
「そ、そんな理由でか！？しょうもないやん！！！」
「先輩っ、本当にそう思ってるんすかっ！！！！？」
「探しに行くゾッ！！！準備しろっ！！」
「兄さんはっ、兄さんはコアと一緒にいるのかな！」
「兄さんにずっと連絡しとけ！」
全員また急いで外にでた
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黒兎(プロフ) - レートさん» ありがとうございます！ (2020年11月22日 14時) (
レス) id: d381d92008 (このIDを非表示/違反報告)
レート - 久しぶりにこういう感じの小説を読みました！！うん、泣きましたｗめっちゃ良かったです！！ (2020年11月22日 10時) (レス) id: bae34ce40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狐 | 作成日時：2020年10月18日 1時
