二話 ページ2
はっ、、と目が覚める
しまった、、寝落ちしてしまった、、
私は机にある書類と睨み合う
私の外から楽しそうな声が聞こえる
数週間前に入ってきた女の子、、、悠里だ
あの子は、私の仕事を全部奪っていった
、、なんか、、嫉妬してるみたいだな、、、
あの子は私より仕事ができて私より愛想がいい
あぁ、、こんなことを考えると私って、、ここにいる意味あんのかな？と思う
もう皆あの子に夢中じゃないか、、私が消えたって分からないだろう
だって、、朝食の時だって、、私の椅子が無かったのに、誰も気づいてくれなかった
気づいたのは皮肉にも悠里だった
悠里は皆に聞こうとしたが、あっさりと無視されてしまい聞こうに聞けなかった
案外、いい子なのかもね
そうこう考えていると書類が終わった
私はこっそりと自室から出てトントンの部屋に向かった
「失礼します、、、、寝てる？」
部屋にはいるとトントンはぐっすりと寝ていた
隈がひどくとてもやつれていた
「、、、、、はぁ、、、仕方がないなぁ、、」
机においてある空のマグカップにコーヒーを入れて置き、私はトントンのやるはずだった書類を全部持ち、自室に向かった
「んん、、、なんや、、、？コーヒー？悠里か？って、、書類がないやん！！！？もしかして全部持ってったんか！？、、、あとでお礼しにいかへんとな、、」
トントンは取り合えずコーヒーを飲んだ
「、、、懐かしい味がする、、、なんか、、久しぶりに飲んだなぁ、、、この味、、誰が淹れてくれてたんやっけ、」
一口一口、トントンは味わって飲んだ
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黒兎(プロフ) - レートさん» ありがとうございます！ (2020年11月22日 14時) (
レス) id: d381d92008 (このIDを非表示/違反報告)
レート - 久しぶりにこういう感じの小説を読みました！！うん、泣きましたｗめっちゃ良かったです！！ (2020年11月22日 10時) (レス) id: bae34ce40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狐 | 作成日時：2020年10月18日 1時
