○＊ ページ24
○ Your side
ドアノブに伸ばした手は宙を掴み
代わりに片手がものすごい力で後ろに引き寄せられて
視界がぐるりと一回転する
『ぁがっ！！』
頭が思いっきり壁にぶつかる
逃げられなかった……っ？
怖くて目が開けられない
さっきまでのは何かの夢で、
今の痛みはベッドから落ちた痛みで
先生はいつも通り厳しくて
俺は何も知らないままなんじゃないか
何も知らないであってくれ
TR「逃げようとした？今
だめだろ先生を無視していくなんて…」
バカだな、夢が現実になるわけないのに
震えながら目を開けると、
俺の手をギリギリと締め付けて壁に押し付けている先生
その目は嫌に細くなって目尻が下がっていて
額にうっすら乗っている汗が気持ち悪い
『…っはなして…』
TR「あーあー、あんまり動くと危なくなるぞ？」
『…んぁっ…！』
その体から逃れようとしても
俺の両足の間に先生の膝が入っていて
身を捩れば変に下半身が疼く
TR「本当はそろそろ諦めてるんでしょ…？
Aは根だけじゃなくて体も正直なんだなㅋㅋㅋ
ほら、ね…」
『んぅう…！』
口の中に無理矢理先生の長い舌が入ってくる
口内は掻き乱されて、
中に先生の吐息が直接かかる
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
なんで、俺なんでこんなことされてるの
悔しくて吐きたくて胸がギュッと痛くなって息できなくて
思わず涙が目から溢れる
TR「っはぁ、ははは
A、もう抵抗しようがないじゃん
…おいお前ら入ってこいよ」
『はぁ…は、…え…お前らって…？」
ガチャッと俺のすぐ隣にあるドアが開く
今のうちに外に出て仕舞えばよかったのに
入ってきた2人の男性の顔を見て、それはできなかった
『…なんで、』
よく見た二つの顔
1人は練習生初期から世話になっていた男性スタイリスト
もう1人はよく先生をサポートしているダンサーの方だ
「遅いっすよ、いつまで待たせるつもりだったんですかー」
「ちゃーんとビデオカメラ持ってきましたよ
まじで先生も悪趣味ですねㅋㅋㅋ」
TR「ぐだぐだ言ってないで早く始めるぞ
ほら、押さえつけろ」
『……なんでっ……いやだやめてってば…！』
どうしてよ、2人とも助けてよ
今までずっと俺の味方だったじゃん
2人は俺の両手を掴んで無理矢理床に押さえつける
先生はそれを笑いながら見て、
俺の下半身にゆっくり手を伸ばした
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まなさん(プロフ) - 私じゃ絶対に思いつかない発想です…もっとお話が進んでからになりますが、絶対に書かせていただきますね！ (2023年1月29日 21時) (
レス) id: 3060404450 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん(プロフ) - mockn0369さん» リクエストありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: 3060404450 (このIDを非表示/違反報告)
mockn0369(プロフ) - はじめまして。楽しく拝読させていただいています！カバーステージのリクエストですが、ユンギのピアノ伴奏付きでのBest of Meのパフォーマンスをお願いします！ (2023年1月29日 20時) (レス) id: 6d25d41aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなさん | 作成日時：2023年1月28日 0時
