94話 無重力 ページ6
「個性ダダ被り組！！鉄哲vs切島、真っ向勝負の殴り合い！！制したのは――――…」
「両者ダウン！！引き分け！！」
「引き分けの場合は回復後簡単な勝負…腕相撲等で勝敗を決めてもらいます！」
実力もほぼ同じく、暑苦しい試合で盛り上げた二人は担架で運ばれていく
次が一回戦最後の試合
「鉄哲と切島が回復している間に次の試合を始めるぜえ！！」
「一回戦最後の組だな…」
「中学からちょっとした有名人！！堅気の顔じゃねぇ！ヒーロー科爆豪勝己！！対…俺こっち応援したい！！ヒーロー科麗日お茶子！」
「一回戦最終試合！！START！！！！」
体力テスト時、ボール投げで無限を叩き出した女子生徒
爆豪はAの中では戦いたい生徒ランキングトップな訳だが、此の試合誰もがトップを狙う中
手加減なんてない
『速攻』
「麗日の個性で勝てる方法は爆豪に触れること。爆豪もよく分かっている筈だ。なら」
『迎え撃つのが善策』
Bom‼
突っ込んでいった麗日に爆破を浴びせる
そして爆豪は、煙幕の中で動く人影を抑えた
だが
「上着を浮かせて這わせたのかぁ。よー咄嗟に出来たな！」
『否…』
BoooM
地面を擦って背後から突進してきた麗日へ爆破
「麗日、間髪入れずに再突進！！」
何度も突進し、爆破を浴びるの繰り返し
諦めずに相手へ立ち向かうのはヒーローとしての良さにもなる
「休むことなく突撃を続けるが…これは……」
会場に不穏な空気が漂う
遂には、観客席から爆豪へブーイングが飛んだ
「一部から…ブーイングが！しかし正直俺もそう思っわぁ肘っ」
「何
『……餓鬼でも分かんぞ、此れ』
「今、遊んでるっつったの、プロか？何年目だ？シラフで言ってんなら、もう見る意味ねぇから帰れ。帰って転職サイトでも見てろ」
『生徒以外にも御厳しいぃ』
「ここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒してんだろう」
「本気で勝とうとしてるからこそ、手加減も油断も出来ねぇんだろうが」
『客席なら見えんだろ。馬鹿だなぁ。餓鬼かよ』
「あまり煽る言い方をするな」
二ッと口角を上げて、ステージの上空を見る
低姿勢で爆豪へ突進し、爆轟の打点を下に集中させ、絶え間ない突進と爆煙で視野を狭めた
そうする事で、上空で蓄え続けた武器を悟られないようにしていた
「流星群！！！」
「気付けよ」
爆破で削られ、個性で浮かせた瓦礫が今、ステージへ落下する
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春 - すごくおもしろくて続きが気になってしまうのですがこれからこの作品を更新することはないのでしょうか。作者様にも事情があるのだと思いますが気がむいた時にでもいいので少しでも更新していただけると嬉しいです。 (2020年3月9日 0時) (
レス) id: 5ac3fd9cda (このIDを非表示/違反報告)
黒翔(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読まさせて頂いております。この作品はもう更新はされないのでしょうか？続きがとても気になるし好きな作品なので更新していただきたいのですが難しそうでしょうか？ (2019年12月14日 19時) (レス) id: cd3e9475c4 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 文ストもヒロアカも好きなのでめっちゃ面白いです！ (2018年4月23日 11時) (レス) id: c4cbf6cd4a (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾙﾏ - こうしんがんばってくださいな｡オウエンシテマス (2018年3月9日 18時) (レス) id: c20e34549e (このIDを非表示/違反報告)
凛兎(プロフ) - 犬トロさん» お気遣い感謝します。(現実逃避しないとやっていけないのです。これからも、よろしくお願いします) (2017年10月1日 20時) (レス) id: 4cd02f3e2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛兎 | 作成日時：2017年9月22日 1時
