121話 十神と心操 ページ33
「今日は、職場体験らしく行くぞ」
『学校休んでまで？』
「許可は取ってある。言い換えろ、校外学習だ。一歩でもヒーロー活動に慣れて置いて問題はない」
『お前は良かったのかー？今のご時世、自分の周りを気にする奴ばっかだろ』
「アイツらには応援されてる、から、応える必要がある」
『…………痛っ』
心底嫌そうに顔を歪めていたら、相澤に思いっきり拳骨を食らった
キッと相澤を睨む
『口にしないだけｍ、ぐぇっ…』
「そういう考え方が、駄目なんだ」
『プレッシャーじゃん？そんで焦って、身体ボロボロendだ。自損ばっか…』
「それがヒーローだろ」
『……綺麗過ぎて、反吐が出そうだ』
特に事件が起こっていない街をただ、巡回する
何も無ければ、巡回で終わり
実戦も無く、個性不使用で、職場体験が終わってしまうことになるが
「きゃぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ！！！」
『(……だよなぁ。流石、犯罪多い都市なだけあるわぁ(棒))』
「お前は手を出すな。分かったな」
『はいはい』
「心操行くぞ」
「はい」
駆けつける必要もなく、敵の姿は見えている
巨大化の個性というもの
確か、ヒーローの中にも巨大化の個性は居た筈だ
巨大化とは言え、人間の顔、容をしているのかと言えば様々である
此処に来てからというもの、巨大化の個性は多いのか多数見て来た
個性の影響で人体が変化する人間が多い
「踏み潰してやる！！！」
巨大化した男が街中、ズシンズシンと地震のように地面を揺らして進んでいる
「早速だが、やってみよう。ヒーロー第一歩となる」
「…、はい」
切り替えるように、スッと悪い目になった
口から出るのはヒーローが言うような言葉ではない
「潰す？潰す勇気もなくて、ただ歩いてるだけじゃねぇのか？」
声源にバッと振り向いて、怒りで血管が浮き出ている敵は
当然のように
「あ゛！！？……」
其のたった一字でも自分の人生を変えるのだ
「元の姿に戻れ」
虚ろな目で、従順に心操の言葉に従う
シュルシュルと縮んでいく敵の元の身長はAより少し低いくらいだった
「両腕を出せ」
スッと出された両腕
操られる儘に、手首に手錠をかけられた
くッと喉を鳴らして、ポンと敵の肩を叩いた
『デカいだけで何も出来ない奴』
「んだと…ごふっ」
何か衝撃があれば、意識は戻るようだ
捕縛後は気絶させないとな
「引き渡して、次行くぞ」
――――――――
キャラ崩壊気味
行方不明だ
どんなキャラだったか……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 642人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
春 - すごくおもしろくて続きが気になってしまうのですがこれからこの作品を更新することはないのでしょうか。作者様にも事情があるのだと思いますが気がむいた時にでもいいので少しでも更新していただけると嬉しいです。 (2020年3月9日 0時) (
レス) id: 5ac3fd9cda (このIDを非表示/違反報告)
黒翔(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読まさせて頂いております。この作品はもう更新はされないのでしょうか？続きがとても気になるし好きな作品なので更新していただきたいのですが難しそうでしょうか？ (2019年12月14日 19時) (レス) id: cd3e9475c4 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 文ストもヒロアカも好きなのでめっちゃ面白いです！ (2018年4月23日 11時) (レス) id: c4cbf6cd4a (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾙﾏ - こうしんがんばってくださいな｡オウエンシテマス (2018年3月9日 18時) (レス) id: c20e34549e (このIDを非表示/違反報告)
凛兎(プロフ) - 犬トロさん» お気遣い感謝します。(現実逃避しないとやっていけないのです。これからも、よろしくお願いします) (2017年10月1日 20時) (レス) id: 4cd02f3e2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛兎 | 作成日時：2017年9月22日 1時
