91話 第二試合 ページ3
「お待たせしました！！続きましては〜こいつらだ！！」
「優秀！！優秀なのに拭い切れぬその地味さは何だ！ヒーロー科瀬呂範太！！対2位・1位と強すぎるよ君！！同じくヒーロー科轟焦凍！！」
『……傷ついた顔してんぞ。一人もう怖い。顔怖い』
「お前一回黙れ」
『傷ついた』
「START！！！！」
同じＡ組だからと手加減もないだろう
特に今の轟の顔は
「負ける気もね――――！！！！」
腕からテープが伸び、轟の身体に巻き付いた
そして、其の儘グイッと場外まで――
「場外狙いの
「正直やっちまえ！瀬呂――――――！！！」
『…つーか、テープ巻き付いてる時点で墓穴掘ったんじゃね？』
キィィィィン！
プレゼントマイクは前のめりになって、目を見開いていた
勢いでか、サングラスもズレている
相澤でさえ、驚いていた
此れは
『……』
彼方に居たら、厄介な敵
「「どーんまい、どーんまい」」
「今のは最大出力だな」
「本っ当に！お前のクラス、何なの！？」
「あれは俺も初めて見た」
『あんなの普通にボンボンやるもんじゃねぇだろうしな』
「観客席ギリギリだぜ……」
ステージは炎で氷が溶かされ、其れから渇かす
怒りの心情で戦うのは、ヒーローらしからぬ行動
『(俺は親父に憧れたんだけどなぁ…でも、異能あるって聞いてからはそうでもなかったな)』
「ステージを渇かして、次の対決！！」
「Ｂ組からの刺客！！キレイなアレにはトゲがある！？塩崎茨！！対スパーキングキリングボーイ上鳴電気！！」
「申し立て失礼いたします。刺客とはどういうことでしょう。私はただ勝利を目指してここまで来ただけであり…」
「ごっごめん！！」
言い返せず、狼狽えるプレゼントマイクを前に、相澤の持つ個人データを見る
塩崎茨――Ｂ組の生徒で、ヒーロー科入試は4位という実力者
個性は``ツル″
「スっSTART！！！！」
面倒になったのか途中で話を切って、試合を開始した
上鳴が放電し、塩崎が
「『……』」
「瞬殺！！あえてもう一度言おう！瞬・殺！！！」
「緒戦から全力で放電してどうすんだ…」
『チャラいもんな。思考が』
「関係ねぇだろ…」
ウェーイウェーイと担架で運ばれていく
恐らく、此れがキャパというもの
「さァ――、どんどん行くぞ！頂点目指して突っ走れ！！」
次、第四試合だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 642人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
春 - すごくおもしろくて続きが気になってしまうのですがこれからこの作品を更新することはないのでしょうか。作者様にも事情があるのだと思いますが気がむいた時にでもいいので少しでも更新していただけると嬉しいです。 (2020年3月9日 0時) (
レス) id: 5ac3fd9cda (このIDを非表示/違反報告)
黒翔(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読まさせて頂いております。この作品はもう更新はされないのでしょうか？続きがとても気になるし好きな作品なので更新していただきたいのですが難しそうでしょうか？ (2019年12月14日 19時) (レス) id: cd3e9475c4 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 文ストもヒロアカも好きなのでめっちゃ面白いです！ (2018年4月23日 11時) (レス) id: c4cbf6cd4a (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾙﾏ - こうしんがんばってくださいな｡オウエンシテマス (2018年3月9日 18時) (レス) id: c20e34549e (このIDを非表示/違反報告)
凛兎(プロフ) - 犬トロさん» お気遣い感謝します。(現実逃避しないとやっていけないのです。これからも、よろしくお願いします) (2017年10月1日 20時) (レス) id: 4cd02f3e2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛兎 | 作成日時：2017年9月22日 1時
