Fleur simple

Episode35 ページ36

あれからみんなで一緒に登校して、

私と陸が付き合い出したという事は、

学園中へと一瞬で知れ渡った。


当たり前と言えば、当たり前。


相手は女の子から大人気のダンス王子なんだから。





陸「〜〜それで、光輝がさ、」


光「おい、やめろよ、その話は！」


海「あん時と光輝まじ面白かったわ！」





授業が終わるたびに、陸は私の席まで来て、

いろんな話をしてくれる。


今も光輝の失敗話をしてくれて、

面白いし、楽しい。


…楽しいけど！…視線がすごい…



私もまだ詳しく知らないけど、

ネクストの3人に囲まれてたら、

そうなりますよね…。


後々から知った事だけど、

尊人も竜もヤンキー王子って、

男女問わず人気が高いみたい…。


気付かない間に、

すごい人達と友達になっていたみたい…





陸「〜〜〜〜、…A？聞いてる？？」


「え？あ、ごめん、なんだっけ？」


陸「もー、お昼どこで食べる？

今日天気いいし、屋上か中庭もいいよね！」


「そうだね、たまには外で食べたいなぁ」


陸「じゃあ外で決まりだね！」


光「え！？俺たちも一緒に！！」


陸「ダメ！！俺たち2人で食うの！

Aも2人がいいよね？？」


「…えーっと、私は…」

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