Episode29〜陸side〜 ページ30
「陸は良いの?好きな人とか、ファンの子とかもいるし、
みんなに勘違いされても?」
陸「俺、Aさんを守る事が出来るなら、
他のこととか今はどうでもいいです!!」
正直焦っていた。
学園内でも竜と一緒にいる姿をよく見かけていたし、
光輝も海司も、Aさんのことをずっと意識しているし。
みんなAさんが好きなことは、すぐに分かった。
気が付いたらいつもAさんを目で追っていて、
もう止められないくらいAさんをすきになっている。
だから、良いチャンスだと思った。
まだ俺のこと好きじゃなくていい、嘘でもいいから、
どんな形でもいいから、誰かに越される前に、Aさんの隣に居たい。
陸「Aさん、ダメですか??」
「本当に迷惑にならないなら、陸に甘えてもいいかな?」
陸「甘えていいよ、俺が守るから」
「うん…よろしくお願いします。」
握ったままになっていたAさんの手が、
緊張がほどけたようにだんだん暖かくなってきた。
さっきまで伏し目がちに話していたAさんと目が合って、
どちらからともなく微笑みあった。
強引に理由をつけたけど、
目の前で笑っているAさんを見ていたら、
本当に恋人になれたように感じ、うれしくなった。
でも、偽物の恋人でいるつもりもない。
今は嘘でも、いつか本物の恋人になるから。
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みずき(プロフ) - LDH.Loveさん» ありがとうございます^^ (2019年9月1日 21時) (レス) id: c8e5159917 (このIDを非表示/違反報告)
LDH.Love(プロフ) - みずきさん» いえいえ!!これからも無理せず頑張ってください^^* (2019年8月31日 0時) (レス) id: 49e6e0d6bd (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - タピオカれおさん» ありがとうございます!少し時間がかかるかもしれませんが、待っててください!! (2019年8月30日 21時) (レス) id: c8e5159917 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカれお - この小説めっちゃ好きです!ぜひ葵さまの登場させてください! (2019年8月30日 17時) (レス) id: 912cc8eadf (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - ほんとだ!ありがとうございます! (2019年8月29日 23時) (レス) id: c8e5159917 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずき | 作成日時:2019年8月29日 13時