基本自由行動 参 【男主】

140 ページ41

マイキーの発言に唖然とする皆にマイキーは笑いかけた






マイ「どうした？オマエら








楽しめよ！！！！祭り(ケンカ)だぜ？！」










ドラ「オラァ！！声出せ東卍！！！」



マイ「ケンチン声でかっ」









これから喧嘩をするとは思えないほどの笑みの2人。



不思議と俺の口角も上がる。












パンっっっ













突如音が鳴り、マイキーがズザアアアっと吹っ飛んだ













『！！？』



ペー「マイキー！！！」



千冬「速ぇ！！」











イザナ「真一郎を亡くし、エマを亡くし






どうだ？空虚(カラ)になった気分は







テメェもだぞ？赤鷺A、





唯一の親族を亡くした今、お前はどう生きる？」











『………っ、』







マイ「……おまえは動かなくていい、A」








『……マイキー、』










正直、先程イザナの蹴りを食らってから少し呼吸がしづらい。


マイキーの言葉に安心して、肩の力を軽く抜く。












マイ「＿＿カタつけようぜ、兄貴(イザナ)」













そう言うと、マイキーはイザナに蹴りを入れた。










イザナ「うぁお♡」




マイ「！！」





イザナ「すげー蹴りだね！！マイキー！！！」









イザナは笑顔でマイキーに近寄り、マイキーの体勢が崩れる。



が、マイキーは再度蹴りを入れる











イザナ「崩した体勢からでもこの威力！？



やべーな！！！







天性のバネとバランス感覚！

”無敵”と謳われるだけはあるな








いーね！！

久しぶりに気圧(テンション)が上がる♡」













ドッッ









『なっ、！？！？』









何度もマイキーの蹴りを止めていると少し驚いていたら、遂にはイザナはマイキーの顔面に蹴りを入れた










イザナ「でも、もう見切っちまった」











周りのヤツらの顔が驚いた顔に変わった










武藤「圧倒的戦才(センス)！

それこそが黒川イザナの魅力(カリスマ)！！」







『…っ』







イザナ「”暴力(チカラ)”で全てをねじ伏せてきた





計画が狂っちまった以上しょうがねぇ






殺してやる」








その後も、マイキーとイザナは殴り合いを続ける。









イザナ「だからよー、





見切っちまったって言ったろ！？！」










マイ「……1つ聞かせろ」




イザナ「？」










マイ「なんでエマを殺した？」

141→←139

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す