基本自由行動 参 【男主】

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ドラケンside








ドラ「っぶな…」





急に倒れたAを咄嗟に受け止める。


スー、スー、と息を立てているので、本当に寝たのだろう。







ドラ「…そんな疲れるようなことしたのか…？」








Aを抱っこしたまま協会のドアを開ける。






中には身構えたタケミっちや千冬が居た。









ドラ「…ん？何そんな構えてんだ？」






タケ「…へ？」





三ツ谷「…ドラケン…！？」









ドラ「マイキー！！



外のヤツらは全員ノシた！」









そう言うと、身構えてたヤツらは驚いたような顔をする。









マイ「黒龍はもう死んだ！！




俺らの勝ちだ！！！！！」









みんなで一斉に外へ出る。





外の光景を見て、皆が目を輝かせた。








そして、タケミっちが倒れたのをとっさに三ツ谷が支えた。








マイ「Aもタケミっちも寝たけど、なんかあったのか？」








三ツ谷「…今回の抗争での1等はタケミっちだ。



あいつがいなかったらオレらはここまで踏ん張れてねぇ。







Aは黒龍幹部2人を一瞬でノしてた。







本調子 だったみたい」









マイ「！！




もっと早く来れば良かったぁ〜！！」









ドラ「コイツ、怪我治ったばっかだから張り切ったんだろうな」









三ツ谷「うん、そうっぽい。」









マイ「Aが本調子だったんなら俺ら来る意味なかったかもね」









マイキーにそう言われ、「そうかもなぁ」と答える。









” 赤鷺 Aの本調子 ”



東卍の創設メンバーにしか分からないAの本気








Aが「マイキーより強い」と言われてるのは、この本調子の時にAと戦ったヤツらが言っているのだ。








どんなに強い相手でも、何人いても、一瞬で倒す。








まあ、その次の日は昼くらいまで起きないのがセオリーだが。









三ツ谷「ばーか。お前らが来なかったら、A明日丸一日寝てるかもしんねぇぞ？」






ドラ「それは俺がめんどくさい」






マイ「本調子のAに勝ちてぇなぁ〜」









何度かマイキーとAは戦ったことはあるが、大分接戦でAが勝った。









『スー、スー……』









寝息を立てて俺の背中で幸せそうに寝るA







帰ったら服の洗濯と、寝てる血だらけのAを風呂に入れなくちゃならない。



……めんどくせぇな

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