基本自由行動 参 【男主】

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タケ「っど、どういうことですか！？





第1、Aくんはなんでそれを止めなかったんですか！？！？」











『……俺が止める？マイキーを？









ははっ、出来るわけねぇじゃん、そんなん』









タケ「…え？」










『……みんな、俺の苦しみを理解してくれた



同情してくれた








でも、この苦しみを心からわかってくれるのはマイキーしかいなかった








俺は、もうマイキーに従う以外の道はないんだ』












タケ「っAくん…、」












恐らく、『苦しみ』という言葉を聞いて俺に同情するかのような顔をしたタケミっち











『……同情、すんなよ







その顔………俺に向けんなよ』











タケ「……Aくん、」














『…………タケミっち、お願いだ』










そう言って、タケミっちの前に拳銃を転がす













『＿＿＿＿＿俺らを、殺せ』













タケ「……なに、言ってるんだよ」












マイ「…俺からもお願いだ。




もう、終わらせたいんだ。全て。」










タケ「…なに、言ってるんですか




俺はただ、2人に会いたかっただけなのに…」










『……ごめん』











マイ「……夢を叶えるのは難しいね





不良の時代を創る




その道目指して東卍は突き進んで行ったはずなのに、



いつの間にかこんなんになっちまった」






タケ「…こんなん？」







マイ「初めて人を殺したとき





何も、感じなかった








そして思ったよ。


世の中の難しいことって大抵、人を殺せば簡単に解決するって。







邪魔なもんは消しちまえばいいんだって」











無邪気に笑うマイキーの顔を見て、タケミっちは必死に否定を始めた。

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