基本自由行動 壱【男主】

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後日、タケミっちの学校が終わり次第、2人でこれからについて話し合う予定だった。




だが、先程タケミっちから



「すみません、急用出来てしまったので夜でもいいですか？」



とメールが来た。






特に夜用事がある訳でもないので「了解」と返信をし、その辺をほっつき歩く。








” 未来でヒナちゃんが死ぬ ”



それを知ってタケミっちはどう思ったのだろうか。

最愛の人が何度も死んでいくのだ。




彼にはタイムリープという能力があって、彼女を助けることが出来るかもしれない。


しかし、それと同時に何度も彼女の死に際を見ていくのだ。





タケミっちは今まで一人で頑張ってきた。


けれど、俺に相談してくれて、俺を頼ってくれた。







これからはタケミっちだけに背負わせない。









『(そうだ、俺が未来でどーなってんのか聞こうかな。



あ、でも次タイムリープしたらヒナちゃんは生き返ってんのか……いやそうとも限らないか？




んー……まぁ生き残ってたら万々歳だけど＿＿＿)』









1人歩きながら、色々考えていると









？「＿お前、赤鷺Aか？」









背後から聞こえた声に後ろを振り向く。




ヒョロっとした背格好に手の甲に彫られた” 罪 ” と ”罰”









『……半間修二か』







半間「ばはっ♡覚えてたんだァ」

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