ヤンキー達と生徒会長【男主】

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受験終わりました！！
更新再開します

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次の日

ついに抗争の日がやってきた。




俺は直接抗争には参加しない。
周りで観戦でもしてろ、と半間くんに言われた

……そんなに弱く見えるだろうか




とは言っても、一応芭流覇羅のメンバーだ。

もしもを想定してラフな動きやすい格好で廃車場へ向かう







〜








『……ここ、か』






言われた通りの道を歩くと、廃車場に着く。

積まれた廃車の山に色んな不良達が居て、

一言で表すなら【個性豊か】





俺も空いている廃車の上に座る
ちなみに座り心地は最悪だ









「主役共のぉ！！！！



登場だぁ！！！！！」








男の人がそう叫ぶと同時に、真ん中にゾロゾロと人が流れていく。



服は対称な白と黒
形も様々


ニコニコしているやつもいれば
重々しい雰囲気で入るやつらもいる。






初めての雰囲気に息を飲む。









「メガネくんがなんのご用〜？」




『……？


オレ、ですか？』







近くから聞こえた声に振り向くと、芭流覇羅でも東卍でもないと思われる不良がそう言った
全く知らない人だ



……これは、喧嘩をうられている？








『……この抗争は芭流覇羅と東卍の抗争であって、俺らがケンカしていい場所じゃあないですよね』



「あぁ？

マジメくんがなんのご用だ、って言ってんだよ」






先日一虎に「観客席でのケンカはタブー」と教えられたばかりだ。


冷静に対処するが、なかなか相手は引かない







『オレがここにいてなにか悪いことでも？』



「いいや？ただ目障りなだけだ」



『それなら放って置いてくれると嬉しいです』



「幸いコッチもイライラしてんの。
優等生クンにはこの気持ち分からないかなぁ？」







そう言う、目の前の男の人。

それならこちらも、メガネをつけているだけでケンカを売られるなんてストレスが溜まる。










『……あのぉ＿＿＿』









？「ケンカはやめとけ、主催に殺されんゾ」












少しイラッとして車から降りると、身体を三つ編みの人に止められる。


……女の人？

でも、声は男の人だ








「っら、蘭さん…！？

すいません…！！！」




『……ランサン？』









先程までイキイキと俺にケンカを仕掛けていたやつも、この人の顔を見てそそくさと逃げ出す


有名人か何かだろうか？

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