くそざこ天パ【男主】

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暫く九井に悪態をつきながら待っていると、部屋の外から足音が聞こえた。





三途「＿＿＿おお゛ぃ天パ野郎！！！



喜べ、首領自ら会いに来てくださった。黙ってろ」




『は？テメェ三途かおいコラ』



九井「誰にでも喧嘩売んな」






昔から仲の良くない三途に悪態をつくと、隣にいた九井に頭をパシッと叩かれた。痛い



てか首領って誰だ、俺を拉致ったやつ。







コツ、コツ









『……………………え』






マイ「＿＿久しぶりだな、A」





『…………ぉえぁっ？

え、あマイキー、？You are佐野万次郎？』



三途「キメェ。黙ってろっつったろ」








もう何年も前に決別した昔の仲間、佐野万次郎だ。

ほんとにずっとあっていなくて、髪型も色も、雰囲気も変わってる。


でも、何となくマイキーだとわかる。






『……え？マジでなんで？』



マイ「会いたかったから」



『え？？？？？？？？？？？？？？』







〜
【現代(？)】





『ってな訳でオレここに居るんだよね。』


九井「気の失い方ダサすぎだろ」


『同じこと言うな』





オレが拉致された日のことを話題としてみんなに話していた。





『なかなかあの日は酷い扱いを受けた』


九井「暴れるお前も悪い」


『いきなり拉致られたら暴れますよそりゃ』


九井「あのな。拉致られて焦るヤツはあんなに喧嘩売らねぇ」






九井の言葉に蘭が「それな」と返す。意気投合してんじゃねぇ






『鈴木クン元気かなぁ〜……』


蘭「は？オレ以外の男の名前出すの？」


『え、何急にメンヘラじゃん』





急に殺意高めな蘭に驚く。





『え、てかオレ「九井」とか「竜胆」とかいっぱい言ってるケド。』


蘭「うん。それは良い」



九井「…も、もしかしてオレらは男じゃない……？」

竜胆「ハっ………！！」



『やめろ悟り開くな』







なんだかんだで楽しいのでまぁ良かったかなと。


…いや、

やっぱりアパートと職場が恋しいので良くはない。

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