妖怪が見える人間の魂の価値 (ページ7)

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5話ページ7

Aがメイド初日

Aはセバスチャンからバルド、メイリン、フィニを紹介された

そして女王からシエルに手紙が届き

A、セバスチャン、シエルは馬車で移動している

馬車が止まり外に出るとそこには

シエルの屋敷より小さい建物
ドアを開け中に入る

シエル「まったくロンドンは人が多すぎる」

セバス「地方のマナーハウスからロンドンのアンハウスへ
貴族達が大移動する社交期ですからね」

そこでAは疑問に思う

貴方「あの...私来てもよかったんですか？」

セバス「ええ、もちろんです
坊ちゃんの申し出です」

貴方「そうなんですか...」

シエル「余計なことを言うな
それにしてもシーズンか暇人共め」

セバス「たまにお屋敷から離れるのもいい気分転換になりますよ
あの4人も居ないことですし
静かに過ごせそうじゃありませんか」

シエル「静かにねぇ」

セバスチャンは到着した部屋のドアを開ける

ｶﾞﾁｬｯ

？「まったくこの部屋はどこにお茶閉まってんのかしら？」

？「見当たらないねぇ」

？「やだっ！そんな所にあるわけないでしょ！」

貴方『静かに過ごせそう？』

心の中でそう思うA

シエル「マダム・レッド！劉！何故ここに？」

Aはセバスチャンにコソッとなしかける

貴方「あのセバスチャンさんあのお二人は？」

セバス「あぁあなたは会うのは初めてでしたね
坊ちゃんの叔母様のマダム・レッド様と劉様です」

貴方「へぇー」

マダム「あらぁ！新しいメイド！？
かわいいーー！」

貴方「あ！初めまして夏目Aです。」

マダム「夏目？あら、日本人？」

貴方「は、はい！」

その後Aはマダム・レッドに気に入られ何故か隣に立たされる始末に

Aはチラッと隣に立っているグレルを見る

パチッと目が合うとグレルは直ぐに目をそらす

そしてシエルが口を開く

シエル「昨日またホワイトチャペルで娼婦の殺人事件があった
ただの殺人事件ではない
猟奇的いやもはや異常と言っていい」

セバス「今回の被害者メアリアン・ニコルスは何か特殊的な刃物で原型を留めていないほどズタズタに切り裂かれていたそうです」

貴方「......」

シエル「スコットランドヤードや新聞記者達は犯人をこう呼んでいる
ジャック・ザ・リッパー」