隙を見せたら食べるよ？【五条悟】

食われる25 ページ33

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まさかあの後､生徒達からの質問攻めにあうとは思わなかったなぁ
とくに野薔薇ちゃんが凄かった



『はぁ〜疲れた……』



悟「お疲れだね〜」



あなたが悪いんですけど？
言いたい事言って私を置いて逃げたの忘れてないからね？



『悟のせいで質問攻めされたんだけど……』



悟「知ってるよ｡野薔薇が一番凄かったよね」



『考え直した方が良いって何回も言われた』



悟「それはダメ！僕離すつもり無いからね！」



前から思ってたけど悟って子供みたいな時あるんだよね
28歳児､五条悟｡なんて言ったら怒られそうだから言わないでおこう



『離れないから大丈夫｡皆にも､普段はあんな人だけど実は生徒思いで私の事もずっと一途に思ってくれてたんだよって言ったら納得してくれたし』



悟「………なんか照れるね〜///」



『ふふっ顔赤いよ？』



悟「僕だって赤くなる時くらいあります〜」



ほぉ〜それは良いことを聞いた
これは仕返ししたい時に使えそうだね



『……離れないって言ったけどさ家の事大丈夫なの？私､名家の出身でもないし特別強いわけでもない』



悟「そこは心配しなくて良いよ｡たぶんAが相手なら即OKされると思う」



根拠が無さすぎるよ………
どう考えても反対されるのは目に見てえる｡家柄を除いたとしても術式を見たら私以上に優れてる人は多くいる



悟「根拠ならあるよ？」



『え……何で考えてる事わかったの？』



悟「顔見ればわかるよ」



私って顔に出やすいのかな？
悟は……わかんないな｡アイマスクしてるから気持ちが読めない
外してれば何となく目でわかるけど



悟「根拠は2つ｡まず､Aは自分が思ってる以上に強い術式を持ってる事」



『さすが六眼………』



悟「もう1つは………これは家の連中も知ってるんだけど､あの時の任務で僕を助けた事」



何で知ってるのかは置いといて､それが理由になるとは思えないんだけど……




悟「任務の事を話したら凄くAを気に入ってさ｡実はその時からずっと家に連れてこいって言われてんの」



『へぇ……』



気に入ってもらえるのは嬉しいけど､家に連れてこいは怖いです……



悟「だから付き合ってる事も､その先も反対はされないと僕は思ってるよ」



『だと良いけどね〜』



悟「えぇ〜僕が言うんだから大丈夫だって〜」



『はいはい(笑)』

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