隙を見せたら食べるよ？【五条悟】

食われる23 ページ31

『……ん…』



目が覚めるとすでに朝だった｡悟が嬉しそうに私の頭を撫でてる
いつ起きたんだろう？



悟「おはようA」



『おはよう悟』



悟「体は大丈夫？」



『………全身が痛いです｡とくに腰が』



あの後､2回戦どころか4回戦まであったから大変だった
私も体力はある方だけど昨日のでわかった
悟には負ける



悟「ごめんごめん｡Aの反応見てたら色々してみたくなってさ」



『変態………途中で口調戻ってたし』



悟「戻ってたね〜｡ちなみに､その変態の下で気持ち良さそうに啼いてたのは誰だろうね？(ﾆﾔｯ」



うっ………言い返せないのが悔しい！
絶対わかってて言ってるよね……



『ねぇ､今何時？』



悟「ん〜とね……………10時」



『え…………10時？』



10時？…………え？これって遅刻って事だよね？
今日普通に出勤日だし､任務もあるし



『やばい！？今日任務あるのに､いっ』



悟「無理して起き上がらないの｡全部僕がやってあげるから､してほしい事言って？」



『………まずシャワー浴びたい｡あと着替え取りに戻って､軽くご飯も食べたいです』



悟「わかった｡はい掴まって〜今日は歩かなくて良いからね｡移動は全部僕が運んであげるから！」



いや､自分の任務行って良いよ？頑張れば歩けるし｡なんて言っても無理かな

とか考えてるうちにバスルームに着いた
悟になら安心して任せられる………はずもなく
もう1回戦されたのは言うまでもない






．





『………////』



悟「本当ごめんA！謝るから機嫌直して」



『……話すのは良いけど､しばらくお触り禁止ね｡キスもダメ』



じゃないと私の腰がいつまでも治らない
任務すらまともに出来ないし



悟「えぇ！？それは困るよ〜本当に反省してるから！ねぇだめ？」



『っ！？……はぁ､今回は特別ね？でも次やったら禁止するから』



悟「うん！ありがとう｡A大好き！」



こうやって抱きついたり甘えたりしてるの見てると大きな犬みたい
可愛い………



12時にやっと高専に着いたけど激おこ夜蛾学長に怒られて､私の任務に行ってくれた七海くんには､文句を言われた


本当にごめんなさい………

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