隙を見せたら食べるよ？【五条悟】

食われる15 ページ19

．


『はぁ〜////』



硝「大丈夫か？」



『うん』



硝「……ねぇ､実際どうなの？五条のこと好きなの？」



『………嫌いではないよ｡話すのも楽しいし』



この前だって一年生の皆と五条くんとお出掛けしたときも楽しかった
でも好きかと聞かれると………わからない
ずっと同期だって思ってたから



硝「なら､五条にさっきみたいな事されて嫌だった？」



『……驚いたけど嫌じゃなかった』



硝「じゃあ､もし別の奴に同じ事されたら？」



『それは無いと思うけど？』



硝「それもそうか……でも五条にされるのは嫌じゃないのね？」



『うん……』



私変なのかな？普通は好きでもない人にあんな事されたら嫌だよね
まさか誰でも良い軽い女だったの！？
いや！それは無い！
嫌いな人は嫌いだもん



硝「(理解するまでもう少しって感じか？)」



『私もう少し考えてみるね｡ありがとう硝子』



硝「あんまり悩みすぎるなよ？自分の気持ちに素直に従え」



『かっこいい………あっもう行かないと』



硝「何か予定でもあるの？」



『買い物して帰らないといけないの』



基本的に私は自炊をしてるので､料理の腕には自信がある
任務が多い時はコンビニで済ませるけど……



硝「今度食べに行ってもいい？」



『ふふっ良いよ！！何でも作ってあげる』



硝「楽しみにしてる」







．







『ふぅ……お風呂上がりのアイスでも食べようかな』



お風呂から上がってテレビを見ながらアイスを食べる｡これが私にとって幸せな時間
呪術師やってると普通の生活してる時が一番幸せだって思えるんだよね



『……ダメだ｡テレビの内容が全然頭に入ってこない』



今日の事で頭がいっぱいだ｡真面目に考えないと
､五条くんが本気なのに失礼だよね



"じゃあ､もし別の奴に同じ事されたら？"



『五条くん以外の人にあんな風に触られたら…………いや､かも｡ううん嫌だ』



でも､まだはっきり好きかわかんない
もう少しでわかりそうなのに……




『恋って難しいね……』



私が鈍いだけなのかな？普通は皆わかるのかな？
これ以上､待たせるのも申し訳ないな……

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