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「ねぇ菊田。“委託プロファイラー”って知ってる?」
「なんスか?それ…聞いたことないっす」
菊田の耳に新しい言葉が飛び込んできた。
《委託プロファイラー》とは…
「ま、表立って活躍するモノじゃないのよ。表面上では情報屋さん、しがないカフェの女マスターとして通してあるわ。ちなみに、知ってるのは係長と刑事課長と管理官の上層部と私と、あんたと、あと数名。」
A「委託プロファイラー。その名の通り、ヤマの資料を委託してプロファイリングしてくんよ。本来、足使て敷鑑して地取りして会議出て捜査して…するもんを、ココで…」
Aは人差し指を軽く曲げてコンコンっと頭を叩いた。
A「ココだけでプロファイルしよる。ウチを知ってるもん(人)が少ない上に上層部しか知らん理由解りようか?」
「……………さぁ…」
菊田は小首をかしげて降参した。
A「ウチは元々サツカンや。せやけど今は一般人。そんなん委託プロファイラー言うて捜査資料を他人に任せて解決するやなんて一般に知られてたら警察の威厳もクソもない。やからこれは闇の稼業やさかいな…」
「元…警察官…」
菊田は目の前で悠々と話す女性をじっと見た。こんな人…庁内で見たこと無いような気がする…。
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しぉりん(プロフ) - 何年も前に別の小説サイトで書いた私の作品の盗作だと分かりました。消してもらえますか。 (2018年6月24日 23時) (レス) id: 77c989b7e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒澤萌愛 | 作者ホームページ:
作成日時:2014年7月11日 19時