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その頃、姫川は姫川班と飲みに来ていた。
山内はパインサワー片手にクダを巻いている。
「菊田さん私を見て嫌な顔したんですよ!後輩に向かって…!」
「あんま怒らないの、菊田にもプライベートがあんだから…(手を出すのが早いわよ菊田)」
「でも何なんですかあの喫茶店の女シレッとした顔して菊田さんの横に並んで…絵になってたなんて口が割けても言いませんけど」
「言ってるじゃない」
むぅっ…と口を尖らす山内。
石倉が、まぁまぁ…と宥めながら肴を勧める。
不貞腐れながらも礼を言う山内。
そんな中、湯田が調べてきた内容を姫川に話す。
「2人とも成人していましたが、前科(マエ)がありました」
「ふぅん」
「どっちも未成年の時に無免許運転による業務過失致死を、当時は危険運転過失致死の法律がなかったため、5年と4ヶ月の刑期で出てきています。」
「少年法に守られたのねぇ…。バカみたい」
「それならこっちの犠牲者も同じです」
葉山が資料を姫川に渡した。
その時だった。
ヴー、ヴー、と姫川の携帯のバイヴが鳴る。表示された名前を見て“最悪…”と項垂れた。
「係長だ…」
脳内に先日約束した条件が過る。
〜臨場が出来次第、終了〜
姫川は、今良いとこなのにィイ!と机を殴って電話に出た。
「はい姫川ぁ!」
『今泉だ、怒鳴るな五月蝿いから…。』
「何でしょ」
そして姫川の耳には、やっぱり…と思える言葉が聞こえた。
『臨場だ』
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しぉりん(プロフ) - 何年も前に別の小説サイトで書いた私の作品の盗作だと分かりました。消してもらえますか。 (2018年6月24日 23時) (レス) id: 77c989b7e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒澤萌愛 | 作者ホームページ:
作成日時:2014年7月11日 19時