3 ページ21
「國奥先生?……姫川です。入ります」
カツカツカツ、とヒールを鳴らし、監察医務院を闊歩する。
振り返ったのは白髪頭の定年前の老人。ちなみに姫川に片想い中だ。
「先生?今回の事件はどういう経緯(いきさつ)で可能性があると思ったんです?」
「姫、とゴリ男」
「ちょ、ゴリ男って…」
「よーく聞け」
5枚の写真を並べる國奥。
その手をジッと見つめる2人。
「入水(じゅすい)自殺と違うような気もする、とゆうのも検死の結果、頸椎損傷および頸骨骨折、頸椎圧迫による意識障害があったであろうと判断した。つまり、被害者は全員意識障害を起こして…」
……………ポチャッ
國奥は水に放った事をそう表現した。
「頸椎損傷?とかって…首吊りの遺体とかにある?」
「そうじゃ」
「首吊りは自殺でもあり得るじゃない」
「だが紐状の痕は無い!」
「…………う〜ん…」
「…主任、話を聞くだけなら…Aさんやってくれるんじゃ…」
菊田の発言に、國奥の耳が動く。
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
50人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しぉりん(プロフ) - 何年も前に別の小説サイトで書いた私の作品の盗作だと分かりました。消してもらえますか。 (2018年6月24日 23時) (レス) id: 77c989b7e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒澤萌愛 | 作者ホームページ:
作成日時:2014年7月11日 19時