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０２ ページ5
本来の出口であるドアは今何者かに開けられそうなため
出ることが不可能
どこか他のところ...
キョロキョロと周りを見渡すと人一人入れるかくらいの
窓があった。
これを割るには近くにあった棚の中を見ると
運良くハンマーを見つけた。
陽「良かった...、早く割らなきゃアイツが来る！」
ｶﾞｼｬﾝ！
窓を割りうまく身を投げ入れる。ここは廊下...？
左右を見渡しても人影はない。良かった
うまく逃げられたようだ。
陽「とりあえず玄関探そう！」
運よく周りは薄暗いため明かりがなくても自由に
動くことができる。一刻も早く外に...！
階段を下り玄関を見つけ安堵しドアノブを捻る。
ところが鍵は空いているはずなのに
”何故か開かない”
陽「嘘...。他の出口を探せっていうの？」
泣きそうになる感情を抑え、近くの部屋に入る。
陽「何か...、手掛かりになるもの探さないと！」
部屋の中をとにかく漁る。見つかったものは客間の鍵
のみであったが何もないよりはマシだ。
とりあえず一度部屋を出ようとした瞬間背後に
気配を感じた。
禍々しい空気、怪物の姿に吐き気が襲う。
怪物「みィつけﾀｧ」
陽「いやっ！来ないで！」
近くにあった椅子を持ち上げ相手に投げる
怯んだ隙に部屋を脱出し別のところを探す。
それにしてもさっきの怪物...人ではなかった
思い出すだけでも具合が悪くなる...。
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作者名：くっくう | 作成日時：2019年7月25日 0時
