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目を開けると全く知らない場所だった。
？？「ここはどこ？こんなところにいつ来てたんだっけ？」
思い出そうとしても何一つ思い出すことができない。
パズルのピースが全て失われたような感覚だ。
？？「あ...れ...？私の...名前...私って...何者...？」
焦りを覚え始め何か持っているものはないか満遍なく探す。
するとポケットから一つ何かが出てきた。
年季の入ったお守りだった。
？？「お守り...？これじゃ全然手掛かりにならないよ...
ん？他に何か入ってる」
ポケットに再び手を入れたら何か一枚の紙切れが出てきた。早速内容を見る
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神々廻 陽 サマ
この度は私の儀式に付き合っていタだき
誠にありがトうございマす。
ワタシは感謝を述べるベク、他の参加者
のもとへアイサツをしてきました。
サイゴはあなたの番でアナタの元にいくハズでした。
デスが...残念なことがあります
先ほどアナタのもとに来ましたがナゼかさわることができませんでした。
コレカラマタムカイマス。
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陽「！？なに...これ。名前は分かったけれど...これからくるって」
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
扉が壊れるかのようにドアノブを動かす音が聞こえる。
陽「は...やく、逃げなきゃ...」
そう思っているはずなのに身体が動かない。
動いて動いてお願い動いて動いて！
お守りをギュっと握りしめると
体が楽になり動けるようになった。
陽「よくわからないけど...今は逃げないと！」
ここから私の逃走劇が始まる。
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作者名：くっくう | 作成日時：2019年7月25日 0時
