【オリジナル】幻怪禄～知ってはいけない怪～ (ページ20)

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陽「ど、どうしてここに！？」

加々美「説明は後だ。光、二人を頼む」

宇録「OK、っす！」

状況が掴めないまま宇録さんに手を引っ張られ。渦巻いた空間の中に入っていった...

加々美「よし。これで堂々と戦えるな、コイツは羅刹鬼...か」

刀を抜き羅刹鬼と戦闘態勢に入る。相手もこちらに気づき攻撃を仕掛けてくる。

連続した攻撃を避けながら、隙ができた瞬間に急所に一撃を浴びせる。

― ｸﾞｫｫｫｫ、ナゼ、ナゼダ、力が消エテク－

加々美「さて、何故だろうな」

そう言い放ち、狼狽える羅刹鬼に向かって刀を突き刺した。

羅刹鬼は悲鳴を上げながら浄化され禍々しい空気と幻怪が消えたことを確認する。

これで一件落着か...。

玲「終わりました？」

後ろからひょこりと顔を出し様子を窺っている

加々美「ああ。お前の力非常に助かった感謝する」

玲「へへっ、割とギリギリでしたけど倒せたなら結果オーライです！」

ニカッとこちらに純粋な笑顔を向けられこちらの笑みがこぼれた。

加々美「さて、戻るか。」

玲「はーい！」

仲間たちの待つところへと戻っていった。

幻怪禄～羅刹鬼編～【完】