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とにかく瑠奈ちゃんの後を追いかける。
子供だからすばしっこくて追いかけるのが大変だよ...
瑠奈「陽お姉さん！ここ〜！」
こちらに向かって手を振る瑠奈ちゃんたどり着いたのは診察室Dと書かれた場所
二人で息を潜め怪物の動向を窺った。
陽「瑠奈ちゃん。怪物今どこにいるかわかる？」
瑠奈「んー、待ってね。あっ今さっきの電話のところ探してる！」
陽「そっかぁ...。なんでお化けの場所わかるの？」
先ほどの疑問をぶつけてみる。瑠奈ちゃんは人差し指を口に当て
瑠奈「それは内緒！」
と微笑んだ。
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加々美side
宇録「加々美！さっきの電話ってもしかして陽ちゃんか！？」
加々美「ああ。だがアイツが来たらしくて途中で切られたがな」
するとちょうど紅羽が病院に到着した。隣には見知らぬ少年が一人。
紅羽「お待たせ。強力な霊力には強力な霊力をぶつければいいって考えからうちの弟を連れてきたわ。」
玲「初めまして、御巫玲です！噂には聞いてましたけど確かにすごい幻怪の力を感じますね。これは少し本気を出さないと弱体化できないかも...」
加々美「？、彼も紅羽みたいに強い霊力を持っているのか。それに何か力を抑えることができるのか？」
玲「姉さんよりも力があるんですよフフン！力を抑えるのは一時的にですけどね、今回みたいな比較的強力な力を抑えるのは初めてなのでどのくらい持つかわかりませんけど...頑張ります！」
話を聞いていると横から刀を渡された。これはいつも仕事の大詰めである妖異退治の際に使う武器だ。握ると霊力が溢れた。
加々美「いくぞ、彼女たちを助けに。」
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作者名：くっくう | 作成日時：2019年7月25日 0時
