【オリジナル】幻怪禄～知ってはいけない怪～ (ページ13)

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陽「私が知っていることは以上です。幻怪禄は持ってきていたはずだったのですが出るときに落としてしまったみたいで...」

加々美「なるほどな...。君が無事に戻ってこれてよかった。それにそのお守りも何かしらの力を働かせたみたいだしな。」

陽「えっ...そうなのですか？このお守りなんだかずっと前から大事にしてたような気がしていて...」

宇録「そうなのか？じゃあ怪物の触れなかったっていう文章はもしかして」

加々美「ああ。恐らくこのお守りの力だろうな。うちの事務所の霊感の強い奴が君を見た瞬間ポケットから強い霊力を感じるといってたからな。」

陽「そう...ですか。」

話しているうちに一人になって外の空気が吸いたいと思い二人にそのことを言った。

宇録「え、ああ陽ちゃんなんだか疲れた顔してるし少しリラックスするといいっすよ！」

加々美「長話させてしまってすまないな。念のため携帯番号を渡しておく何かあったらここにかけるといい。こちらから説明したいこともあるが戻ってからでも大丈夫か」

陽「あ、ありがとうございます。すぐ戻りますんで...」

二人に会釈をし、病室から出ていった。