宮侑が真面目に恋をする話。

38.【電話】 ページ39

飯食った。



風呂入った。



部屋はサムがおるから物置部屋。



9時頃。スマホを置いて正座をして待つ。




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「今日告った。」
「そうなんか。」


夕飯食べ終わった後にサムに伝えた。
反応が薄すぎる。こいつのことポテチって呼んだろか。それはうすしお。



「告った割りにはスッキリした顔してへんけど」
「うっ…」


そりゃそうや。出任せに口から出たんやもん。

なんか考えとるA差し置いて俺の勝手で告ってもた。


「…お前は人格くそ豚で口もめっちゃ悪い」
「言いすぎやろ！！！傷心中やねん！！！塩を塗るな！！このうすしお野郎！」

「聞けや。

それでもまぁ━━━━━━━━━━━









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なるようになるやろ。






サムの言葉を思い出し勇気づける。


クソ、あいつに励まされるとか…！！！プリンもう一個ぐらいの働きやんけ…！！




とか色々考えとったら着信音が鳴る。

すぐに画面をタッチする。






『遅くにすまん』


声が近い！！！！！！！！！！！会いたくなるから電話嫌いや！！！！！！！


「いや全然ええよ〜」

表に出ずに済んだけど顔面が七福神なみに緩む。


『…その、告白なんやけど…』


「すまん！！！！あのタイミングやなかったよなぁ！！具合悪い所に漬け込んで告白するとか、最低や俺！」

『あはは、大丈夫。私も侑のこと好きやから。』

「あっそうなん？ふぅん……はぁ！？！？！？！」


ゆったりとした口調でやんわりと告白されて一瞬幻聴かと思った。
まじで？？？？？実った…？？？


『でも付き合えへん。』
「…おぅ…。」
『そんなに落ち込まんとってや。ただなぁ、』




今付き合うと将来に影響するとか、私よりもっといい人がいるとか、色々聞いた。


「そんなん俺が許可するやんか！！」

『そう言うと思ってん、やから保留なんよね。』

「？？？どういうこと…？？」

『卒業まで待っとってってこと』









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