4話 ページ5
あれから3日もあっという間に経ち、今は中から出て、外にいる。
沢山いた参加者は俺を合わせて5名しか生き残っていないようだった。
俺が助けた男もいる。
その時、最初に出てきた子供たちがやってきて、鬼を狩るための日輪刀を作るための物を選ぶ。
後日刀は届けられるそうだ。
とても楽しみである。
山を降りて鱗滝さんの元へ帰る。戻ると扉の前に鱗滝さんがいた。
「ただいま戻りました。」
その時ぎゅっと抱きしめられ
「よく無事に戻ってきた。A」
「はい。」
鱗滝さんを抱きしめ返した時、肩口が濡れていることに気づかないふりをした。
鱗滝さんと体がなまらないように、動かしながら何日か過ごしていたある日、笠に風鈴を付けた風変わりな人がやってきた。
どうやらその人が作ったらしい。
名前を鋼鐵塚さんという。
「早く刀を抜いて持ってみてくれ!」
そういわれ、抜いてみるとたちまちのうちに刀の色が変わった。
「え…っと、黒……ですね。」
「なんだぁ、黒かい!」
「え、えぇ……黒って駄目ですかね?」
「だめってわけじゃないが系統が分かりにくい。」
「はぁ……」
鱗滝さんにも言われる。まじっすか。
だけどこの刀、すごいなぁ。審神者としていろんな刀を見てきたけどそれにも負けず劣らずである。
……顕現とかしたら出るのかな?
一人刀を眺めうんうんとやってると
「A」
「はい」
「これでお前も立派な鬼殺隊員だ。しっかりやれ。」
「はい。」
身が引き締まる思いである。
そのあと鋼鐵塚さんは帰っていった。
鱗滝さんのところで一日過ごして次の日…
「それでは行ってまいります。」
「あぁ。気を付けろよ。」
「はい。鱗滝さんもお元気で。それでは。」
お辞儀をして俺はその小屋を出た。
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蒼の火(プロフ) - 27話のしのぶさんのセリフ、竈門治郎になってます (2020年2月17日 21時) (レス) id: fc1edbfbf6 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - コメント失礼します。義勇さん、富岡じゃないですよ。冨岡です。えっと、簡単に云うと「うかんむり」じゃなくて「わかんむり」です。ご注意ください。 (2020年2月17日 17時) (レス) id: deba7ae837 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 男審神者と山姥切国広が二人とも幸せに成りますように。 (2019年6月1日 17時) (携帯から) (レス) id: 2f528c9731 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - デビルオーシャンさん» はい!ありがとうございます!こちらこそよろしくお願いします! (2019年5月14日 20時) (レス) id: 4095b1cd9e (このIDを非表示/違反報告)
デビルオーシャン(プロフ) - いいえ。大丈夫です。これからも頑張ってください! (2019年5月14日 20時) (レス) id: eec02b4f66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卯月 | 作成日時:2019年4月5日 12時