前世戦闘系審神者は鬼を狩りまくる。

20話 ページ33

やってきました！那田蜘蛛山〜〜〜！！わ〜い、パチパチパチパチ。←某日曜バラエティー番組風
なにここ……

こんなとこ来たくなかったんですけど。

「うわぁ、すごいですね。」
「そうですね。」
「………」

義勇さん、なんか話しましょう？

「それじゃ、私はそっち、義勇さんはそっち、Aさんはそっちからお願いしますね。」
「わかりました。」
「あぁ。」

そういって三手に分かれた。
奥へ進むとどうやら糸で操られているらしい隊士がいた。

糸を切っても切ってもまた操られ口々にするのは『殺してくれ』の言葉。

「ごめんな。」

『捌ノ型 空明』

もう助からなさそうな、殺してくれといった人の頸を痛みなく切り取る。

「…仲間の頸を取らなければならないとか……ちょっときっついなぁ。」

刀を鞘に納め、奥の方へと進んでいく。
そうすると猪の頭を被ってる男の子が鬼に首を絞められている現場に遭遇した。

一気に近づきその手を切り取る。

目の端で義勇さんが見えたが俺だけで大丈夫と判断したのか振り返り奥の方へと進んでいった。

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