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番外編2〜とある本丸の話〜 ページ25

「俺は…山姥切国広では、ないな。」
「……それでは審神者か?」
「いや、審神者でもない。」
「それではなぜここへ?」
「気づいたら?なんか穴みたいなのに落ちた。」

いやぁ、おじいちゃんが話し通じる人で良かったぜ!
いきなり切りかかってくる神が多いからな。

その時、門があく音がする。

「帰ってきたか。お主、こちらに来い。隠れておれ。」

お??かくまってくれんの???と、いうかまだ死んでなかったのね。

三日月に手を引かれとある部屋の押し入れへ入れられる。
他の刀剣もそろっているようだ。見ると重症中傷、下手すれば破壊一歩手前のもいる。

その時どたどたと歩く音が聞こえ、スパーンと障子があく音がする。

「おい、お前、今から出陣してこい。」
「あ、主さん!!やめて!!五虎退はあと一回で!!」
「うるさい!!お前らは俺の命令に従ってればいいんだよ!!!」

あの声は乱だな。
なんだあの審神者。人間が何様なんだ????

「ん?お前、なんだその表情は。俺に逆らうというのか???」
「いえ。」
「ふっ、審神者様に逆らうんじゃねぇぞ。」

高が人の分際で何をつけあがっているのだろうか?あの男は。
耐えきれず障子の中からスパーンと音をたてて中から出る。

「なんだ?こいつは!…山姥切国広?亜種か?お前、今から来い。」

周りの子をどかしながらこちらへ近づいてくる。
三日月はなぜ出てきたんだという顔をする。
きっとわかっていたのだろう。

だけどごめん。

元審神者としてこれは耐えられない。

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蒼の火(プロフ) - 27話のしのぶさんのセリフ、竈門治郎になってます (2020年2月17日 21時) (レス) id: fc1edbfbf6 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - コメント失礼します。義勇さん、富岡じゃないですよ。冨岡です。えっと、簡単に云うと「うかんむり」じゃなくて「わかんむり」です。ご注意ください。 (2020年2月17日 17時) (レス) id: deba7ae837 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 男審神者と山姥切国広が二人とも幸せに成りますように。 (2019年6月1日 17時) (携帯から) (レス) id: 2f528c9731 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - デビルオーシャンさん» はい!ありがとうございます!こちらこそよろしくお願いします! (2019年5月14日 20時) (レス) id: 4095b1cd9e (このIDを非表示/違反報告)
デビルオーシャン(プロフ) - いいえ。大丈夫です。これからも頑張ってください! (2019年5月14日 20時) (レス) id: eec02b4f66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月 | 作成日時:2019年4月5日 12時

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