2話 ページ3
「鱗滝さん、それでは選抜試験行ってまいります。」
「A、これを」
「これは……」
「厄除の面という。悪いことから守ってくれるはずだ。」
「…ありがとうございます。大事にします。」
それをつけ試験会場へと向かう。
向かったのは藤襲山
出てきた白髪と黒髪の幼い子供たちが言っていたがこの山は一年中藤の花が咲き誇り、中の鬼たちはそこから出れないのだという。
試験内容はこの中に入り、7日間過ごし生きて出てこられれば合格だという。
無意識に鱗滝さんからもらったお面を握り締める。
中に入ると最初から襲ってくる奴はいなかったのか気配がしない。
そのまま進んでいくがいきなり目の前に鬼が現れたのだ。
『壱の型水面切り』
そうすると鬼は灰になりパラパラと消えた。
「次の生では幸せになれるように……」
戦った後こうやって手を合わせるのを忘れない。
前世もそうやってきた。
彼らも、この人たちも、何かを背負ってこうなっているのだ。
「さて……」
そうやって奥へと歩を進めた。
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レス) id: fc1edbfbf6 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - コメント失礼します。義勇さん、富岡じゃないですよ。冨岡です。えっと、簡単に云うと「うかんむり」じゃなくて「わかんむり」です。ご注意ください。 (2020年2月17日 17時) (レス) id: deba7ae837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月 | 作成日時：2019年4月5日 12時
