前世戦闘系審神者は鬼を狩りまくる。

14話 ページ17

さてみなさんこんにちは。
審神者とかいう刀の付喪神様を従えて敵と戦うといういかにもファンタジーな仕事をし、敵に襲われて亡くなったかと思えば生まれ変わり、その生まれ変わり先でも両親が殺されすったもんだで大変だったAです。

今、敵と戦ってます。
あ、鬼のことね。
ちょーっと今やばいです。

え？？？こうやって実況してる時点で余裕だって？？

いやいやいや、余裕はない。だけどこれはやりたかった。
許して。

「ほらほらほ！！どうしたの？！斬撃をかわしてばかり！！！」

今めっちゃ攻められてるわけですわ。
相手の武器が鎖なのでどこからどのように吹き飛んでくるかわからないんですよねぇ。
やっかいですよ。
更には顔面に当たると絶対避けるんですよ。綺麗な状態でとっておきたいんでしょうねぇ。

『弐の型水車』

そうすると腕が切れた。
ヤッタネ！！！

だけどどうしよう…あと一回やったら刀が折れそうだ。

多分水の呼吸が合わない証拠だろう。

そうすると鬼はワナワナと震えだし

「よくも…私の顔傷つけたな！！！」
「え？！」

よく見ると一筋、切れ目が入ってる。
うわぁーお……

「苦しめ！！！！」

そういって鬼は私の体は上に放り投げたのだった。

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