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朱桜VS不動 ページ13
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「おい、朱桜」
「なんだ、不動」
「なんだってお前あんなにあいつのこと好きなんだよ」
「あいつと呼ぶな。主と呼べ。あの方は、僕の命と変わりない」
「はぁ…イカれちまってんな」
「なにがイカれている、だ！あの方は尊きお方だ、その言い方は許さんぞ！」
「いい加減目を覚ませ、朱桜！俺はお前に死んでほしくはねぇんだよ！」
「なんで僕が死ななきゃならないんだ！」
「いつか主にやられても知らねぇぞ！」
「主が僕を見離すわけがないだろう。そもそも僕と主が恋仲だと知っているくせに」
「…」
「もうこんな時間じゃないか、主の所へ行かなければ」
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作者名：幸哉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/seikakota1/
作成日時：2018年9月17日 15時
