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嫉妬してしまう ページ11
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「好きよ…三日月」
「俺もだ、主」
「…」
「どうしたの、朱桜くん」
「最初に好きって言われたのは僕なのに、何故他のやつらにも好きと仰られるのですか？」
「ごめんごめん。嫉妬してくれたの？」
「まあ…そうですね」
「朱桜くんのそういうところ、好きよ」
「好きって軽々しく言わないでください…」
「じゃあ、愛してる」
「…その言葉、僕以外に使ってはダメですよ」
「朱桜くんは独占欲強いからね」
「主、僕はあなたの物であり、あなたの恋人です。だから、独り占めしてもいいでしょう？」
「ふふふ…ほんとに可愛いわね。…愛してるわ、朱桜くん」
「僕も愛してますよ、主」
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作者名：幸哉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/seikakota1/
作成日時：2018年9月17日 15時
