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5話目 ページ8

俺は体力は少し手に入ったのだが、ジャンプ力が凄く低下していた。


いや、体力とジャンプ力だけでは無く、スピード力、力強さ、ボールのうちわけ、全てに置いて最低になっていた。


あ「これは…まさに最弱だな」



その事に気づいた時、俺は若が居る前でついそんな事を言ってしまった。



すると若が



若利「大丈夫だ、里斐人にも一つぐらい取り柄はある筈だ」


あ「あぁ、人生最強(イージーモード)より最弱(ハードモード)の方が俺はいいと思ってる、だから別に励まさなくてもいいぞ。ありがとな」



俺はこの時自分の願いが叶ったという喜びであまり周りのことを考えられていなかった


だから、普通の奴の思考など考える気も無かった、だからか…その時の若は凄く唖然としていたのを今でもまだ覚えている





ということで今は小学生用の低いネットでも俺は届かないのだ、そのせいで少しワクワクしている


前世はこんな事で苦労したことなど無かったから。



若利「…パスの練習するか」


あ「そうだな」



そして俺たちはひたすらパス連をし始めた


若利「…なぁ里斐人」


あ「ん?なんだ?」




若利「里斐人は…バレー下手くそだな」




あ「!!……そうだな」



若に急に下手くそだと言われても、あまり怒りが沸いて来ない。

というか、初めて下手くそと言われて少し新鮮だ。


…こんな事で喜んでいる俺は結構変人だなぁ



若利「バレーをやっていて楽しいか?」


あ「…いや、今はあまり楽しくないな」

嘘だ、今こんなにも俺はワクワクしている。だが、さすがにそんな事を言うと若は引くだろうから決して言わねぇ


若利「じゃあ…どうしてやるんだ?」



あ「…そうだな、強いていうなら、弱点を克服した時、
自分より格上を必死こいたら倒せた時の達成感、充実感が好きだからかな」


前世も、それが好きでやっていたのに、それ自体が無くなってしまった


若利「…そうか」

あ「おう」


そこで俺たちの会話は終了し、その後ずっと無言でパスをしていた


_____________


そして中学、俺は若と別れ違う中学に行き、排球部に入る事にした。

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作品ジャンル:アニメ
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鈴村十四郎(プロフ) - 蒼井優衣さん» コメントありがとうございます!ご指摘有難いです、全然気づきませんでした…w わざわざ教えて下さりありがとうございます! (2019年4月1日 2時) (レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井優衣(プロフ) - コメント失礼しますm(*_ _)m37話目(40ページ)なのですが、ヘヤピンではなくヘアピンではないでしょうか???間違っていたらすみません...ご確認くださいm(*_ _)m (2019年3月22日 20時) (レス) id: b1695e31e1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴村十四郎(プロフ) - ゆめさん» まだ見ていただいて下さる方が居るとは…!嬉しいです!!こちらこそありがとうございます!そして長らくお待たせ致しました(´×ω×`)体の心配までありがとうございます!これから更新頑張ります! (2018年11月18日 11時) (レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
鈴村十四郎(プロフ) - たいやきさん» 返信遅くなり申し訳ないです!やっと更新出来たので良かったら見てください! (2018年11月18日 11時) (レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 再新開始したんですね!ありがとうございます^^*私の楽しみが増えました!体調に気おつけて下さい!楽しみにしてます!!! (2018年11月18日 10時) (レス) id: 67bcc62700 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴村十四郎 | 作成日時:2016年11月6日 21時

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