遭遇したのは私の運命の人でした。(続)【黄】

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you side




メンバーさん達が家に来てからはさっきまで静かだった空気があっという間に騒がしくなった。



時折ひーくんに構いながらもメンバーさんの質問に答えたり、ジュースを出したりと少しバタバタ…




宮舘｢ごめんね色々やってもらっちゃって。何か手伝えることある？｣



『今のところは大丈夫です。ありがとうございます。』



目黒｢何かあったら俺にも言ってくださいね？お手伝いするんで。｣



『ありがとうございます。でも、せっかく来てくれたんだからゆっくりしててください。』




そう言っている間にラウールくんのコップの中が空になって、再び立ち上がってジュースをいれに行こうとした時。



私の隣に座っていたひーくんに腕を引っ張られてその場に座り込んだ。




『ん？なに？』


岩本｢いいよ、俺がいれてくるから。ラウ、飲み物何がいい？｣



ラウ｢オレンジジュース！｣



岩本｢おっけー。｣



『あ、ひーくんありがとう。』



岩本｢ん。｣




ひーくんがキッチンに入って姿が見えなくなった途端、メンバーさんから冷やかしの声があがった。




目黒｢やっぱかっこいいっすね。照くん。｣



渡辺｢あいつのああいう所に惚れたんでしょ？笑｣



宮舘｢ああやってたまに男らしい所見せてくるよね。｣



佐久間｢照の今の顔みた？めっちゃかっこよかったんだけど！笑｣



ラウ｢Aちゃんにいつもああいう顔見せるんだぁ…って感じ！笑｣




私はひーくんを褒めているメンバーさん達の話を黙って聞いてたんだけど、内心はすごく嬉しい気持ちだった。



だって私の夫になってくれた人がこんなにも愛されてるっていう事が私にとっては嬉しくて仕方なかったから。



すると、そんな私の顔を見た佐久間さんが優しく笑いかけてくれた。




佐久間｢Aちゃんは本当に照の事が大好きなんだね。今すっげぇ幸せそうな顔してる。｣



『…大好きです。ひーくんが皆さんに愛されてる事もすごく嬉しいですし、皆さんがひーくんの事をいっぱい褒めてくれてるのも自分のことのように嬉しいんです。』



渡辺｢照の事これからもよろしく頼むな。あいつ仕事ではほとんど甘えられる相手が居ないからさ。これからもあいつの事いっぱい甘やかしてやってよ笑｣



『っ…はい！もちろんです！』




私がそう言ったすぐ後にひーくんがキッチンから帰ってきた。




岩本｢何の話してたの？｣



渡辺｢Aちゃんの惚気を聞いてましたー。｣



『っへ？』

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