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Iwamoto side
後日、俺が楽屋に入ると翔太が俺の目の前に走ってきて土下座された。
渡辺「っすいませんでした!!!」
岩本「……」
そんな俺たちを見て、ほかのメンバーは目を点にしていた。
向井「っえ…?なんかあったん…?」
ラウ「もしかして、あの日俺たちが帰ったあとに何かあったとか…?」
阿部「ラウたちでも知らないんだ…」
深澤「翔太…土下座やばっ…わら」
俺は土下座している翔太を見てしばらく黙っていた。
すると、翔太は頭を下げたまま俺の名前を呼んできた。
渡辺「照…?」
岩本「…いいよ。もう終わったことだし。」
俺がそう言うと、翔太はようやく頭を上げて次はしっかり俺の目を見て再び謝ってきた。
渡辺「ほんとにごめん。わざとじゃないんだ。たまたまああいう形になっただけで…」
岩本「うん、分かってる。もう怒ってないよ。けど、その代わりさ…」
俺がそう言いかけると、翔太は不安そうに俺の顔を伺ってきた。
岩本「もう俺の家に来ないで…思い出すとまじ嫉妬で死にそうだから。」
俺が低い声でそうはっきり言うと、翔太は大きく何度も頷いた。
その後、俺と翔太が何も知らないメンバー達に“何があったのか”と問い詰められたのは言うまでもないだろう。
家に帰ったあと、その事をAに話すと声を出して笑われた。
『なにそれ、土下座?笑』
岩本「うん、俺のところに走ってきてめっちゃ深い土下座された笑 頭が床についてたし笑」
『そっかそっか笑 』
岩本「…ごめんね?あの日無理やり抱いちゃって。」
『んーん。大丈夫だよ。』
岩本「それくらいAの事愛してるんだってこと分かって…?」
『もう十分すぎるくらい愛されてるのは分かってるよ。』
俺はそういうAの事を抱きしめた。
Aも俺の背中に腕をしっかり回してくれて、頭を優しく撫でてくれた。
そんなAを抱きしめながら俺は“もう二度とメンバーにこんな可愛いAを見せるもんか”と心の中で誓った。
やっぱり独占欲強めな彼 Fin.
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わらびもち - ひーくんに内緒で行動しているなんて微笑ましいですね。(*´-`)メンバーのみんなも早く会いたいだろうなぁ。そしてこれからの3人の生活も楽しみです。 (2022年12月14日 23時) (レス) @page38 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん(プロフ) - こんばんは!2人の赤ちゃんが無事に産まれて良かったです!お名前の大空君で凄く素敵な名前で感動しました!これからの3人での生活のお話もとても楽しみにしています!これからもずっと応援しています!(*´˘`*) (2022年12月14日 21時) (レス) id: 7a8efa7b7e (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - 無事に産まれてきてくれてよかったです。照くんはこれからますます溺愛しそうですね。メンバーのみんなも早く会いたいだろうなぁ。😁 (2022年12月1日 15時) (レス) @page36 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - みんなも早く夢主ちゃんの子供に会いたいんだね。産まれてくる子もきっと可愛いだろうなぁ。 (2022年11月29日 1時) (レス) @page30 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
Mochi(プロフ) - はーちゃんさん» コメントありがとうございます。ネットで出産時の事とかを色々と調べて勉強しながら書かせていただいております笑 お褒めの言葉ありがとうございます。これからも更新頑張ります。 (2022年11月29日 0時) (レス) id: c3136e4c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mochi | 作成日時:2022年9月30日 13時