Story 10 ページ10
you side
『申し訳ございません…！』
上司｢今回は私が何とかしておくから、とりあえずそっちの仕事片付けちゃって？｣
『…っ…はい…』
……やってしまった。
あれから2週間ほど経ったある日、私は仕事で取り返しのつかない様なミスをしてしまったのだ。
協力して頂いていた会社や上司に迷惑をかけてしまった。
仕事終わり、書類を片付けていると…
上司｢お疲れ。｣
『っお疲れ様です…！今日は本当に…すいませんでした…！』
上司｢あぁ、あれね…笑 まぁ、あのあと何とかなったし…もうああいうミスは勘弁ね…？｣
『…っ…はい、すいませんでした…』
上司｢…もし、また分かんない事とかあったら何でも相談してね？何でもかんでも1人でやろうとしないで？いい？｣
『はいっ…ありがとうございます…！』
上司が優しい人で本当に良かった。
もしこれが凄く厳しい人だったら私はクビも同然だろう…
そんな事を考えながら会社を出て家までの道をゆっくりと歩き始めた。
歩いている間もさっきのミスした事がずっと私の胸の中で渦巻いていて、考える度に私の気分を落ち込ませる。
あぁ…気を抜くと泣いてしまいそうだ…
その時ふと“岩本くんに会って元気を貰いたい。”と思い、私は真っ直ぐ帰らず、ジャニーズ事務所の前を通ることにした。
そんなに簡単に会えるなんて思っていなかったし、事務所を見るだけでもいいと思っていた。だけど…
『…岩本さん……』
岩本｢…あ。｣
彼は事務所の前に居た。
その時、彼と会えた事で気の抜けた私の目からは涙がこぼれ落ちた。
だけど、岩本くんの近くにSnow Manのメンバーの阿部くんがいた事に気づいた私は軽く挨拶だけしてすぐにその場から立ち去った。
だけど、溢れ始めてしまった私の涙は止まることなく流れ続けて歩いている間もずっと涙を流しながら歩いていた。
そして、あと少しで家に着くという時 聞き覚えのある声に私は呼び止められた。
？？｢…おい！！｣
『っ…』
？？｢…さっき俺に会いに来てくれたんだよな？仕事で何かあったの？大丈夫？｣
『…っなんで着いてきたんですか……岩本さん…』
私が振り返ると、走ってきたのか息を荒くしている岩本くんがいた。
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紀美ちゃん - 初めまして，作品を読ませて頂いてます。初めて読む事ができ、書く方に対してどんなストーリーが気になり，読む楽しみしてます．また次回も，来月も楽しく書いてくれたら嬉しいです。絶対読ませていただきます。 (2022年10月12日 10時) (
レス) @page48 id: 6732d212f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - きゅんきゅんしました！完結おめでとうございます♪ (2022年8月20日 13時) (レス) @page47 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - お疲れ様でした。無事に恋人になれてよかったです。続編も楽しみです。 (2022年8月11日 1時) (レス) @page47 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - お疲れ様でした！すごく素敵な作品に出会えて幸せです！ (2022年8月10日 21時) (レス) @page47 id: 5fc2fdf269 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi(プロフ) - あっぷるぱい。さん» コメントありがとうございます。素敵な作品と言って頂けて大変光栄です。続編の短編集も現在作成中ですので、そちらも楽しみにいて頂けると嬉しいです。これからも皆様に楽しんで頂けるお話作成頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 (2022年8月10日 19時) (レス) id: c3136e4c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mochi | 作成日時：2022年7月28日 19時
