Story 43 ページ45
Iwamoto side
岩本｢俺の彼女になってくれませんか？｣
俺がそう伝えると、Aは大きく頷きながら涙をポロポロと流し始めた。
岩本｢なぁんで泣くんだよ笑 てか泣きすぎだろ笑｣
『だって…嬉しくてっ……』
岩本｢俺も嬉しいよ。Aがやっと俺の彼女になってくれて。｣
俺はそう言いながら泣いているAをギュッと抱きしめた。
Aは戸惑いながらも俺に身を委ねてくれて、それが嬉しくて俺は少しだけ抱きしめる力を強くした。
『んんっ…苦しいです……』
岩本｢おっと…ごめんごめん…｣
急いで力を緩めてAの顔を覗き込むと、Aは熱のせいなのか照れているのか分からないけど顔を赤くしてこっちを上目遣いで見ていた。
『…んへ笑』
と思っていたら急に俺の方を見てふにゃんと笑うからもうそれで我慢が出来なくなって、Aにキスをした。
『んっ…』
岩本｢A、好き。｣
『…私もです。』
岩本｢っ…やっば……｣
やっぱ俺このままだとマジでAの事襲っちゃいそう…
『照くん、いいですよ…？』
岩本｢…へ？なにが？｣
『照くんがやりたい事…』
岩本｢…っ｣
そう言われて1度は心が揺らぎそうになったけど、Aはまだ本調子じゃない。
今してしまうとAがもっと体調を崩しかねない。
それは仕事にも響くし良くない。
岩本｢いや、今日はダメ。Aはしっかり休まないと。まだ熱が完全に下がった訳では無いんだし…｣
『…そうですか？』
岩本｢うん、俺の気持ちに答えようとしてくれるのは嬉しいけどダメ。｣
『じゃあ、私早く治るように頑張りますね？』
岩本｢ん、まずはそれが一番。しっかり食べてしっかり寝るんだよ？｣
『はい笑』
岩本｢なんで笑うんだよ笑 俺、変なこと言った？笑｣
『言ってないです笑』
岩本｢じゃあ、笑うなよ笑｣
その後もお互いふわふわした会話をしながら一緒に過ごした。
そして、外も暗くなってきた頃に俺は明日も仕事があるし帰ることにした。
岩本｢…じゃあ、また今度ね。今日はゆっくり休めよ？｣
『はい。今日はありがとうございました。』
Aはそう言いながらも出ていこうとする俺を寂しそうな顔で見てきた。
それを見た俺は、Aに再び近づいて抱きしめた。
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紀美ちゃん - 初めまして，作品を読ませて頂いてます。初めて読む事ができ、書く方に対してどんなストーリーが気になり，読む楽しみしてます．また次回も，来月も楽しく書いてくれたら嬉しいです。絶対読ませていただきます。 (2022年10月12日 10時) (
レス) @page48 id: 6732d212f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - きゅんきゅんしました！完結おめでとうございます♪ (2022年8月20日 13時) (レス) @page47 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - お疲れ様でした。無事に恋人になれてよかったです。続編も楽しみです。 (2022年8月11日 1時) (レス) @page47 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - お疲れ様でした！すごく素敵な作品に出会えて幸せです！ (2022年8月10日 21時) (レス) @page47 id: 5fc2fdf269 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi(プロフ) - あっぷるぱい。さん» コメントありがとうございます。素敵な作品と言って頂けて大変光栄です。続編の短編集も現在作成中ですので、そちらも楽しみにいて頂けると嬉しいです。これからも皆様に楽しんで頂けるお話作成頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 (2022年8月10日 19時) (レス) id: c3136e4c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mochi | 作成日時：2022年7月28日 19時
