Story 36 ページ38
you side
『ええっと……』
岩本｢どうせ俺に心配かけたくないとか思ってたでしょ？体調悪い時くらい俺の事頼ってよ。俺、今日たまたま仕事休みだし、良かったらなんか買ってくけど。｣
『っいや、何もいらないです…！それに申し訳なさ過ぎますし…』
岩本｢じゃあ聞くけど、朝なんか食べた？薬は飲んだの？｣
『っ…飲みました。』
岩本｢…絶対嘘だ笑 明らかに動揺してたじゃん笑｣
『飲んでないです……』
岩本｢ほら、やっぱり笑 俺、だんだんAの事分かってきてるんだからね？笑｣
そう言いながら照くんが電話越しで笑っているのが分かって、それにつられて私も少し笑ってしまった。
というか、さらっと“ だんだんAの事分かってきてるんだからね？”って…嬉しいな…
岩本｢Aの家どこら辺にあるのか教えて？今から行く。｣
『…ほんとに来るんですか？』
岩本｢当たり前じゃん。俺の好きな人が体調不良で苦しんでるのにほっとけない。それに、1人暮らしって言ってたし買い物も行けないでしょ？｣
『いいんですか…？』
岩本｢うん、ちゃんとバレないようにマスクとかもしてくし体調が悪い時はちゃんと食べて薬も飲まないと…｣
『…じゃあ、住所今から教えるのでメモとか……』
岩本｢ん、ありがとう。｣
その後、住所を教えて結局来てもらうことになった。
本当に申し訳なさすぎるし心配もかけてしまうけど、熱で弱っているせいか照くんに会いたいと思っている私もいた。
実は、私はマンションの一室に住んでるんだけど、駐車場は近くにパーキングしかないからそこに止めてもらうようにお願いをした。
私はここで寝てしまうと照くんが家に入って来れないからなんとか起きていたら、電話が終わってから30分くらいでインターホンが鳴った。
『…はーい。』
岩本｢よ、体調大丈夫？｣
『すいません本当に…来てもらっちゃって…』
岩本｢いや、全然。これ色々買ってきたけど…｣
『…ありがとうございます……じゃあ、これで…』
岩本｢いやいや、ちょっと待って。ご飯とか自分で作れないでしょ？俺良かったら作るよ？｣
『…へ？』
てっきり照くんが色々買ってきてくれて渡して終わりかと思っていた私は、思わず間抜けな声が出てしまった。
『っいや、部屋汚いしちょっと…』
岩本｢いや、全然気にしないし笑 1人じゃ辛いでしょ？どうしても嫌だったらいいけど…｣
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紀美ちゃん - 初めまして，作品を読ませて頂いてます。初めて読む事ができ、書く方に対してどんなストーリーが気になり，読む楽しみしてます．また次回も，来月も楽しく書いてくれたら嬉しいです。絶対読ませていただきます。 (2022年10月12日 10時) (
レス) @page48 id: 6732d212f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - きゅんきゅんしました！完結おめでとうございます♪ (2022年8月20日 13時) (レス) @page47 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - お疲れ様でした。無事に恋人になれてよかったです。続編も楽しみです。 (2022年8月11日 1時) (レス) @page47 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - お疲れ様でした！すごく素敵な作品に出会えて幸せです！ (2022年8月10日 21時) (レス) @page47 id: 5fc2fdf269 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi(プロフ) - あっぷるぱい。さん» コメントありがとうございます。素敵な作品と言って頂けて大変光栄です。続編の短編集も現在作成中ですので、そちらも楽しみにいて頂けると嬉しいです。これからも皆様に楽しんで頂けるお話作成頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 (2022年8月10日 19時) (レス) id: c3136e4c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mochi | 作成日時：2022年7月28日 19時
