Story 28 ページ30
you side
さやか｢ええっ！？ひーくんに告白されたぁ！？｣
『うん…笑』
照くんに告白された数日後、仕事終わりにさやかに電話をして先日起こった事を話していた。
さやか｢しかも一目惚れって…！｣
『うん、私も聞いてビックリした笑』
さやか｢…で？あんたはどうやって返答したの…？｣
『…ごめんなさいって。』
さやか｢はぁっ！？あんた自分の“推し”の告白断るって何してんのよ！｣
『…いや、だってまだ本当の照くんをよく知らないっていうか…
アイドルとファンの関係っていうのがどうしても頭から離れなくて、すぐには受け入れられ無かったんだよね…』
さやか｢…まぁ、でも確かにそうだよね。そこがどうしても引っかかってくるよね…｣
『うん…でも照くんと連絡先交換できたし、照くんに“絶対振り向かせてみせる”って自信満々で言われたよ笑』
さやか｢っていうか気づいたら呼び方変わってるし…まぁ、あんたがそれでいいならいいんじゃない？これからどうなるのか私も楽しみだし！笑｣
『うん、今度照くんに海に連れていってもらう約束もしたんだ。』
さやか｢っもしかしてひーくんが運転する車で…？｣
『うん、実はそうなの…笑』
さやか｢っもう！なんなの！羨ましすぎる！！｣
『あははっ！笑 さやかちょっと落ち着いて！笑』
さやか｢落ち着けるわけないでしょ！！｣
さやかはそう言っているけど、さやかはずっと笑顔で私の話を聞いてくれていた。
さやか｢A。｣
『ん？なに？』
さやか｢こんなチャンス二度とないよ。頑張りなさいね。｣
『…うん、ありがとう。さやか。』
そして、その数日後…
とある店の前で私は彼と待ち合わせをしていた。
岩本｢…A、お待たせ。結構待った？ごめんね。｣
『っ岩本さん…！全然待ってないです！大丈夫です！』
岩本｢…なんで苗字なの……｣
数日ぶりに会って、まだ本人の前でこの呼び方をするのが慣れていなくて思わず苗字で呼んでしまったら、照くんは拗ねたように口を尖らせた。
『っぁ…えっと……照くん…』
岩本｢ん、いい子。笑｣
『っ…』
私がちゃんと名前で呼び直すと、照くんはニコッと優しく笑って私の頭を撫でてきた。
その瞬間に私は少しドキッとしてしまって、顔が赤くなっているのがバレないよう急いで下を向いて隠した。
岩本｢ふふっ笑 じゃあ、行こっか？｣
『っはい…！』
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紀美ちゃん - 初めまして，作品を読ませて頂いてます。初めて読む事ができ、書く方に対してどんなストーリーが気になり，読む楽しみしてます．また次回も，来月も楽しく書いてくれたら嬉しいです。絶対読ませていただきます。 (2022年10月12日 10時) (
レス) @page48 id: 6732d212f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - きゅんきゅんしました！完結おめでとうございます♪ (2022年8月20日 13時) (レス) @page47 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - お疲れ様でした。無事に恋人になれてよかったです。続編も楽しみです。 (2022年8月11日 1時) (レス) @page47 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - お疲れ様でした！すごく素敵な作品に出会えて幸せです！ (2022年8月10日 21時) (レス) @page47 id: 5fc2fdf269 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi(プロフ) - あっぷるぱい。さん» コメントありがとうございます。素敵な作品と言って頂けて大変光栄です。続編の短編集も現在作成中ですので、そちらも楽しみにいて頂けると嬉しいです。これからも皆様に楽しんで頂けるお話作成頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 (2022年8月10日 19時) (レス) id: c3136e4c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mochi | 作成日時：2022年7月28日 19時
